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日本が避けて通れないであろう厳しい現実

2012-07-29 00:55

原発関連の記事をしばらく書いていなかったのですが、本日は少しだけ
お付き合いください。


今更、言うまでもありませんが、
福島第一事故の約25年前、1986年4月26日チェルノブイリ原発事故がありました。

事故当時は、テレビや新聞が情報源のほぼ全ての時代でした。
私も毎日、事態の行く末を案じながら、ニュースにかじりついて見ておりました。

そう、もう25年も前の事なんです。

チェルノブイリ直近のベラルーシでは、
それだけの長い時間をかけて放射能に対する規制値が決められました。


特に厳しいのが、毎日飲食する「水10Bq/kg」と「パン40Bq/kg」です。
また、小児用食品は全て「37Bq/kg」となっています。

チェルノブイリの地元ウクライナに至っては「水2Bq/kg」「パン20Bq/kg」です。

一方 日本では、
4月から少し厳し目の値になったものの「一般食品100Bq/kg」は上記の比では無く、
「乳児用食品50Bq/kg」も中途半端な規制値。


それでも、ベラルーシでは、
以下のグラフに示すように、原発事故以来、確実に人口が減り続けているのです。

ベラルーシ人口

更に、周辺各国の推移です。
周辺国の人口

以下は、これらの周辺国を平均して、日本の今後の人口推移を試算したものです。
日本の人口1
これは、いわば一番楽観論的な試算になります。
何故なら、放射能の規制値が、ベラルーシ・ウクライナから数倍も緩いからです。


以下は、放射能の規制値の比率で、厳し目に見た日本の今後の人口推移試算です。
日本の人口2
実に、今後25年間で、日本の人口の約3割が失われる、大変ショッキングな結果です。
一番酷い2026年には、1年間で約270万人が犠牲となります。

また、今から6年後の2018年から急変する事も分かります。
日本の人口5

この記事で、ご気分を害された方がいらしたら、申し訳ありません。
ただ私は、25年前の教訓を活かそうとしない、現在の「日本政府の姿勢」に悪意すら感じるのです。


「こんな日本に誰がした」
我が家では、口に入る全ての食品を測定器で放射能検査し、出来る限り内部被爆を避けております。
全ては大切な家族のため、少しでも安全な食品をと考えるのは、親として至極当然の事だと思います。


申し訳ありませんが、私は「食べて応援」と「全国被爆拡散の瓦礫処理」は賛成出来かねます。

現在ロシアでは、0.28μSv/h以上の地域を居住不適として、半径180km圏を廃村にしています。

福一から180km圏は、銚子市・取手市・足利市・魚沼市・新潟市・新庄市・気仙沼市です。

F1-180km.jpg

もう一度言わせて下さい。 「こんな日本に誰がした」
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Re: 測定器について

我が家では、当初からベラルーシ製PKC-107という機種を使用しております。
GM管が2本あり、Cs137のγ線と、Sr90のβ線(検出=即NG)も計測出来ます。
個人が手の出る範囲でBq/kg計測が可能な製品はこれしか無いと思います。
新古品ですが2万円弱で購入しました。他のは何十万もします。

ただ、最近自分で色々な文献から換算係数を計算してみたら、何の事は無い
一般の空間線量計でも、十分に食品のBq/kgを計測できそうなんです。
(エアカウンターSなら5000円くらい。安いですね)

私の計算した換算係数は、食品から1cmで計測して得た空間線量μSv/hを
1000倍すると、ほぼBq/kgになると言うものです。

これには、まず何も無い状態での空間線量μSv/h(バックノイズ)を計測し、
続いて、その場所で食品から1cmでの空間線量を計測し、その差分から食品の
出している放射線量を見ます。

例)バックノイズが0.05μSv/hの時に、食品から1cmで空間線量を計測した
線量が0.10μSv/hだったら、その差分0.05μSv/hが食品からの放射線量で、
これを1000倍(※)すると、50Bq/kgという結果が出ます。

(※)係数は安全側に誤差を考えて、マージンを20%ほど割り増ししております。

食品のBq/kgを正確に計測するには、何百万もする機械じゃないと無理だとか
一般には言われているようですが、これは一般人が簡単にBq/kgを測れてしまうと
色々と不都合なので、「あえて」そのように大袈裟な言い方をしているように
思えてなりません。

ですので、
簡易な計測なら、上記の方法で、エアカウンターSでも十分実用になると思います。
ただし、お店の人に断ってからやらないと、当然トラブルになりますので、
そのへんは上手くやらないと、折角の測定器が役立たずに成ってしまいます。

では、このへんで。
BOPPO

2013-02-06 22:48 | URL | BOPPO | 編集

はじめまして

はじめまして。
3才と5才の子を持つ母親です。
放射能の測定器ですが、食品に使えるオススメがありましたら、ぜひ知りたいです。選ぶ時のポイントなどもありましたら、よろしくお願い致します。
食品に不安を感じながらの毎日です。。

2013-02-06 22:10 | URL | SAWA | 編集

Re:コメントありがとうございます

みさ@茨城さま

ご賛同戴き、ありがとうございます。実は、学校給食の管理値(100Bq/kg)を巡って、学校と市に「政府の規制値があまりに高い数値で納得いかないので、給食を断り弁当を持たせたい」と物申した事がありまして、それを受けてかどうか存じませんが、ほどなく管理値が半分(50Bq/kg)に変更されました。恐らく、同じような問い合わせが毎日のように数多くあったのだと思います。親が子供を守る権利さえ危ぶまれる今の日本。海外からは奇異の目で見られています。

2012-07-29 15:42 | URL | BOPPO | 編集

無題

私も同じ気持ちです。
どうして「食べて応援」を子供にやらせるのでしょうか?
食べて絶対に大丈夫だなんて、誰もわからないのに・・・

2012-07-29 13:09 | URL | みさ@茨城 | 編集

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お知らせ Information

[The message to my blog viewer/読者の皆さまへ]
[Information on forecast of earthquake occurrence time at JST]
Welcome! to an "Engineer BOPPO" blog. In this blog, prediction about the earthquake drawn from my original theory is performed. If you are interested, there is possibility of time prediction of the earthquake which happens in your country. Although fundamentally predicted about the earthquake which happens in Japan, if the time difference of JST(Japan Standard Time) and your country is taken into consideration, time prediction of the earthquake which happens in your country may be able to be performed,Please try.
In this theory, the earth is computing based on time for the angle of the vectorial sum of the tide power from the moon and the sun to be in agreement with the slide angle of an earthquake fault. Moreover, the magnitude of an earthquake integrates with the difference of a "Gutenberg-Richter rule" and the earthquake which occurred, and is computing it by the optimal calculation by a back test. However, about prediction of an earthquake scale, it is inapplicable to the earthquake scale which application only to the earthquake which happens in Japan is possible, and happens in your country. In addition, earthquake occurrence probability is statistically drawn from correlation with the Moon phase, and the left mark of the date means In the high order of probability,
"★"(singularity day)
"☆"(cautions day)
"◇"(average day)
"△"(minimum).
About 70% over of bigger earthquakes than M4.0 can guess the error of prediction time correctly in ±60 minutes.
Thank you!
震度の予測115.jpg
[The earthquake data base at 2011.6.15 to 2011.9.15 of 92days in USGS(United States Geological Survey)]

Prediction time table 7months.
(for a busy person)
予測表7ヶ月分(忙しい人のために)
[Prediction1/予測表1(12/06-01/17]
[Prediction2/予測表2(01/18-03/01]
[Prediction3/予測表3(03/02-04/13]
[Prediction4/予測表4(04/14-05/26]
[Prediction5/予測表5(05/27-07/08]


Fundamental explanation about my earthquake prediction theory.
/地震予測理論の基本的な解説
[Fig.1/Physical consideration about a magnetic storm/磁気嵐についての物理的な考察]
[Fig.2/Delay time correlation from magnetic storm generating to a big earthquake/
磁気嵐発生から大地震までの遅延時間相関
]
[Fig.3/Verification of the magnetic storm logic in 3.11 big earthquakes/3.11における磁気嵐ロジックの検証]
[Fig.4/The occurrence probability as bigger earthquake than M5.0 by correlation with a moon phase. (1.0 is an average) /月齢とM5以上の地震発生確率の相関について (1.0を平均とする) ]
[Fig.5/The Simple expression of the JMA seismic intensity by magnitude and the epicenter depth /マグニチュードと震源深さによる震度の簡易算出式について]
[Fig.6/Verification of the Gutenberg Richter rule, and consideration of the foreshock as The phenomenon of a sign/GR則と前兆地震の考察について]
[Fig.7/Analysis about the probability that M7 will occur in the Tokyo region /首都圏でM7が発生する確率についての個人的検証]
[Fig.8/Analysis about the probability that M7 will occur in the Chiba&Ibaraki pref region /千葉・茨城震源域でM7が発生する確率についての個人的検証]
[Fig.9/About The near prediction by Gutenberg-Richter rule in the offing of Iwate-pref and Chiba-pref/三陸沖と銚子沖のGR則による今後の見通しについて]
[Fig.10/The 311 East Japan earthquake disaster predicted that it is possible by Gutenberg-Richter rule? /311東日本震災はGR則で予見出来たのか?]
[Fig.11/The 311 East Japan earthquake disaster predicted that it is possible by Gutenberg-Richter rule? part2/311東日本震災はGR則で予見出来たのか?(その2)]
[Fig.12/Do "The planets Syzygy" and "The super moon" cause a seismic trigger?/惑星直列やスーパームーンは地震トリガーと成り得るのか?]
[Fig.13/"30%" of overall population of Japan will be lost in 25years./日本の総人口の30%は25年で失われるだろう。]
[Fig.14/About The near prediction by Gutenberg-Richter rule in the offing of tounankai-Philippine Plate/東南海沖地震のGR則による今後の見通しについて]
[Fig.15/Consideration of the epicentral area by change of a sea level average altitude./海水面平均高度の変化による震源域の考察]
[Fig.16/Consideration of the delay characteristic from the deep-earthquake of the offing to a late-coming earthquake./沖合の深発地震から後発地震までの遅延特性の考察]
[Fig.17/About The near prediction by Gutenberg-Richter rule in the offing of Miyagi-Outer-rise Pacific Plate/宮城沖アウターライズ地震のGR則による今後の見通しについて]
[Fig.18/About The near prediction by Gutenberg-Richter rule in the offing of Tokachi(Kushiro)/十勝M6.5余震からGR則でM8.5の発生時期を試算]
[Fig.19/The relation of the tsunami height by magnitude and hypocentral distance /マグニチュードと震源距離から到達津波高を試算]
[Fig.20/The line which appears in HAARP spectrum obtained the corroboration which is "standing wave"/HAARPスペクトルに現れる周波数一定の線について]
[Fig.21/Possibility and influence of the X100 Super-Flare/X100級スーパーフレアの可能性とその影響]
[Fig.22/About M7 risk by Gutenberg-Richter rule in the Kanto epicentral-EQ/GR則による関東直下M7リスク評価]

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[Japan Meteorological Agency:Earthquake Information/気象庁:地震情報]
[Japan Coast Guard:Sea surface temperature of Japan/海上保安庁:日本近海の海面水温]
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