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地磁気反応の出ない磁気嵐についての考察(その1) [追伸]

2012-12-22 00:05

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。

◆今回の磁気嵐は、巨大なコロナホールによるものと考えておりますが、
 12/15から、毎日ほぼ同じ時間帯に計6回発生しており、遂には10/18以来64日振りとなる、
 磁気嵐ロジック50%台(M7++対応)に現在突入しております。

私の磁気嵐ロジック理論では、地磁気反応により地球コアに直接的に電磁気力(ローレンツ力)
 が作用し、地球コアを圧縮する力が働くとしております。
 そして、USGSの過去40年間のデータから統計的に抽出した地震発生までの遅延特性から、
 磁気嵐の継続時間も考慮して、重乗しM6超地震の発生確率を計算したものが、いつもご紹介
 している磁気嵐ロジック曲線です。


◆さて、今回の磁気嵐を別視点から見てみると、
 実は、12/20 9時頃から約36時間にもおよぶ、地磁気反応のない磁気嵐が続いており、
 少し前、21時頃にやっと終息しました。

 
以下に、その様子を捉えた
HAARPの誘導磁気周波数観測値と地磁気圏シミュレーションをご紹介します。
磁気嵐解析916

◆まだ、私のエンジニアとしての直感の域を出ませんが、
 この様な誘導磁気があると、これに伴い地殻内部に誘導電流が流れて、加熱作用が働き
 ほぼ間違いなく、地震発生の大きな要因になるものと考えております。

◆今後、時間のある時に、この事象についての過去データを解析するつもりです。
 きっと予測精度向上に寄与するものと期待しております。


今夜も磁気嵐ロジック50%台の中で、明日12/22昼頃まで続きます。

毎度、同じ事の繰り返しで恐縮ですが、
地震は時間を選びません。皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認を推奨しております。
(※近くに落下物や崩れる物が無いないか、照明類や履物を手の届く範囲に置くなど)
これだけでも、何か安心感が断然違いますので、是非お試しください。


◆磁気嵐による地殻歪みは、地球規模の現象ですので、必ずしも日本での発震に対応
 するとは限りませんが、USGSデータではM6超の20%は日本で発生しております。


私に出来るのは、この後の災害が最小限になるよう祈る事のみです。
I pray for all world people.
何事もありませんように。。。


[追伸]
読者より、この地磁気反応の出ない磁気嵐について、ご質問を戴きました。
その主旨は、自然現象として、2Hzがずっと継続している理由をどの様に考えますか?
と言うものです。
これは、私のエンジニアとしての直感ですが「定在波」ではないかと考えております。
我々の身の回りにある物質、その構成単位の素粒子も、更にクォークにも定在波は存在します。

HAARPについては、色々陰謀説もありますが、私は純粋に優秀な地磁気観測機器として
考えております。

実際、誘導磁気周波数2Hzの反応がある時の地磁気圏シミュレーションを確認すると、
シッカリと地磁気圏に乱れがあり、地球の太陽と反対側からプラズマ塊が侵入しており、
カレントリング(※)が形成されていることから、仮にHAARPからエネルギー放射していると
しても、全く桁違い(数億アンペアとは)であり説明が付きません。

このあたりは「磁気嵐についての物理的な考察」にありますので、模式図をご覧ください。

さて、この2Hzの反応がある時の地磁気圏シミュレーションを確認すると、
その数億アンペアが流れている範囲は、地球半径の約15倍で、約95,000km付近。
これを円周にすると、2π×95,000km≒60万kmとなります。
これは、光(電波)の速度が30万km/秒なので、光(電波)が2秒間に進む距離ですね。
更に周波数成分が2Hzという事は、この円周上で4つのピークを持つ定在波となっている
状態を考えております。

私の直感から出た模式図をご覧ください。
磁気嵐の定在波

なお、カレントリングの大きさが変われば、定在波の周波数も1.7~2.5Hzと変化する理由も
容易に想像出来ると思います。
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地震 コメント: 7
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コメント:

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人工じゃなくて嬉しいです

のりけこです。
この度は、私のようなものの質問に、わかりやすく丁寧にお答えいただき、凄く嬉しかったです。ありがとうございました。 m(_ _)m
私としては、これが人工地震でなくて良かったです。人間がこれ以上地球を傷つけるのは嫌ですし、
自然と人工があったら、今度は「何故、体感には自然と人工の区別かつかないのか」が不思議になってしまうところでした。(*^_^*)
これからも毎日読ませていただき、少しづつ勉強します。
いつか地震予報が天気予報の様に一般にも認知される日が来ることを願っています。これからも宜しくお願いします。m(_ _)m

2012-12-22 21:12 | URL | のりけこ | 編集

Re: 気になっていること。

のりけこさま

拙の体調へのお気遣い、ありがとうございます。

>ある物理学者の方のが「HAARPの誘導磁気周波数観測値の山型波形じゃないものは人工地震だ」
と書いておられたのですが、

HAARPについては、色々と陰謀説がありますが、私は純粋に優秀な地磁気観測機器として
考えております。

実際に、誘導磁気周波数で2Hzの反応がある時の地磁気圏シミュレーションを確認すると、
シッカリと地磁気圏に乱れがあり、地球の太陽と反対側からプラズマ塊が侵入しており、
カレントリング(※)が形成されていることから、仮にHAARPからエネルギー放射していると
しても、全く桁違い(数億アンペアとは)であり説明が付きません。

このあたりは「磁気嵐についての物理的な考察」にありますので、模式図をご覧ください。
http://boppo20110311.blog.fc2.com/blog-entry-360.html

>自然界からもこんなに規則正しい(2Hzに横一直線)反応はあるものですか (´・_・`)?
2Hzの反応がある時の地磁気圏シミュレーションを確認すると、その数億アンペアが流れ
ている範囲は、地球半径の約15倍で、約95,000km付近。
これを円周にすると、2π×95,000km≒60万kmとなります。
これは、光(電波)の速度が30万km/秒なので、光(電波)が2秒間に進む距離ですね。
更に周波数成分が2Hzという事は、この円周上で4つのピークを持つ定在波となっている
状態を考えております。
なお、カレントリングの大きさによって、定在波の周波数が1.7~2.5Hzと変化。
私の直感から出た模式図をご覧ください。
http://blog-imgs-53.fc2.com/b/o/p/boppo20110311/2012122214122013d.jpg

>この波形が出ると約3日後くらいに、世界の何処が強めに揺れてるような、気がしていました。
これについては、私も時間のある時に過去データを解析したいと考えておりますが、
誘導磁気により地殻内部に電流が流れ、加熱作用により数日程度の遅延特性を以て発震すると
想定しております。
ちなみに、磁気嵐ロジックでは、最初のピークが40~60hです。

こんな感じの説明で、私の考えている事が伝わりましたでしょうか?
では、また。BOPPO

2012-12-22 14:16 | URL | BOPPO | 編集

気になっていること。

いつもありがとうございます。以前から気になっている事を書いてみます。ある物理学者の方のが、「HAARPの誘導磁気周波数観測値の山型波形じゃないものは人工地震だ」と書いておられたのですが、技術屋さんはどう思われますか?自然界からもこんなに規則正しい(2Hzに横一直線)反応はあるものですか (´・_・`)?。私もこの波形が出ると約3日後くらいに、世界の何処が強めに揺れてるような、深さが浅めのような(たまたま?)気がしていました。技術屋さんの分析を期待しながらお待ちしています。でもちゃんと寝てください、体調を崩さないように。変な質問にお付き合いいただき、ありがとうございました。m(_ _)m

2012-12-22 09:18 | URL | のりけこ | 編集

Re: ナイスな分析

ヒデさま

いつも、磁気嵐についての情報を戴きありがとうございます。

> 環電流の数値が上昇したので警戒だと思います
> やはり発生した日から2日から3日目に大きい地震発生する事が多いです
> だから今日 明日は対応する地震発生しやすいと思います
やはり、遅延特性としては、磁気嵐ロジックとほぼ同じオーダーの様ですね。
磁気嵐ロジックの最初のピークは40~60hです。

> 個人的には伊豆諸島で発生した震源地の浅いM5の地震と静岡県中部の地震が気になってます
私も、昨晩の小笠原M5が非常に気に成ります。
これまでの経験則からすると、数日内に房総~東南海でM5クラスの発震があります。

今後とも、よろしくお願い致します。
BOPPO

2012-12-22 09:15 | URL | BOPPO | 編集

Re: これは

アポさま

> 人工地震の傾向ですな。
> まあ、近日中にデカ目の地震があるでしょう。日本とは言わないが。

人工かどうかは私の範疇ではありませんが、今朝バヌアツでM6.8がありました。
まだ、2~3つはM6超もあると考えております。

2012-12-22 09:06 | URL | BOPPO | 編集

これは

人工地震の傾向ですな。
まあ、近日中にデカ目の地震があるでしょう。日本とは言わないが。

2012-12-22 07:34 | URL | アポ | 編集

ナイスな分析

私たちも長いなあと思ってました

環電流の数値が上昇したので警戒だと思います

一回長い磁気嵐発生すると地殻が温まって床暖房みたいに下が暖かい状態になります

地味な磁気嵐発生を南北磁場-の数値で把握するとやはり発生した日から2日から3日目に大きい地震発生する事が多いです

だから今日 明日は対応する地震発生しやすいと思います

個人的には伊豆諸島で発生した震源地の浅いM5の地震と静岡県中部の地震が気になってます

フレアーリストでロングフレアーを見つけてプロトン数値の上昇を見ていると面白いです

2012-12-22 03:16 | URL | ヒデ | 編集

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私は、根っからの凝り性です。
一度はまると、納得いくまで
トコトン突き詰めます。
[年表]
幼児期:しょっちゅう怪我して、
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小学校:コカコーラのハイパーYoyo
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中学校:ルービックキューブで
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高校:ミニコン(PCではありません)
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[The message to my blog viewer/読者の皆さまへ]
[Information on forecast of earthquake occurrence time at JST]
Welcome! to an "Engineer BOPPO" blog. In this blog, prediction about the earthquake drawn from my original theory is performed. If you are interested, there is possibility of time prediction of the earthquake which happens in your country. Although fundamentally predicted about the earthquake which happens in Japan, if the time difference of JST(Japan Standard Time) and your country is taken into consideration, time prediction of the earthquake which happens in your country may be able to be performed,Please try.
In this theory, the earth is computing based on time for the angle of the vectorial sum of the tide power from the moon and the sun to be in agreement with the slide angle of an earthquake fault. Moreover, the magnitude of an earthquake integrates with the difference of a "Gutenberg-Richter rule" and the earthquake which occurred, and is computing it by the optimal calculation by a back test. However, about prediction of an earthquake scale, it is inapplicable to the earthquake scale which application only to the earthquake which happens in Japan is possible, and happens in your country. In addition, earthquake occurrence probability is statistically drawn from correlation with the Moon phase, and the left mark of the date means In the high order of probability,
"★"(singularity day)
"☆"(cautions day)
"◇"(average day)
"△"(minimum).
About 70% over of bigger earthquakes than M4.0 can guess the error of prediction time correctly in ±60 minutes.
Thank you!
震度の予測115.jpg
[The earthquake data base at 2011.6.15 to 2011.9.15 of 92days in USGS(United States Geological Survey)]

Prediction time table 7months.
(for a busy person)
予測表7ヶ月分(忙しい人のために)
[Prediction1/予測表1(12/06-01/17]
[Prediction2/予測表2(01/18-03/01]
[Prediction3/予測表3(03/02-04/13]
[Prediction4/予測表4(04/14-05/26]
[Prediction5/予測表5(05/27-07/08]


Fundamental explanation about my earthquake prediction theory.
/地震予測理論の基本的な解説
[Fig.1/Physical consideration about a magnetic storm/磁気嵐についての物理的な考察]
[Fig.2/Delay time correlation from magnetic storm generating to a big earthquake/
磁気嵐発生から大地震までの遅延時間相関
]
[Fig.3/Verification of the magnetic storm logic in 3.11 big earthquakes/3.11における磁気嵐ロジックの検証]
[Fig.4/The occurrence probability as bigger earthquake than M5.0 by correlation with a moon phase. (1.0 is an average) /月齢とM5以上の地震発生確率の相関について (1.0を平均とする) ]
[Fig.5/The Simple expression of the JMA seismic intensity by magnitude and the epicenter depth /マグニチュードと震源深さによる震度の簡易算出式について]
[Fig.6/Verification of the Gutenberg Richter rule, and consideration of the foreshock as The phenomenon of a sign/GR則と前兆地震の考察について]
[Fig.7/Analysis about the probability that M7 will occur in the Tokyo region /首都圏でM7が発生する確率についての個人的検証]
[Fig.8/Analysis about the probability that M7 will occur in the Chiba&Ibaraki pref region /千葉・茨城震源域でM7が発生する確率についての個人的検証]
[Fig.9/About The near prediction by Gutenberg-Richter rule in the offing of Iwate-pref and Chiba-pref/三陸沖と銚子沖のGR則による今後の見通しについて]
[Fig.10/The 311 East Japan earthquake disaster predicted that it is possible by Gutenberg-Richter rule? /311東日本震災はGR則で予見出来たのか?]
[Fig.11/The 311 East Japan earthquake disaster predicted that it is possible by Gutenberg-Richter rule? part2/311東日本震災はGR則で予見出来たのか?(その2)]
[Fig.12/Do "The planets Syzygy" and "The super moon" cause a seismic trigger?/惑星直列やスーパームーンは地震トリガーと成り得るのか?]
[Fig.13/"30%" of overall population of Japan will be lost in 25years./日本の総人口の30%は25年で失われるだろう。]
[Fig.14/About The near prediction by Gutenberg-Richter rule in the offing of tounankai-Philippine Plate/東南海沖地震のGR則による今後の見通しについて]
[Fig.15/Consideration of the epicentral area by change of a sea level average altitude./海水面平均高度の変化による震源域の考察]
[Fig.16/Consideration of the delay characteristic from the deep-earthquake of the offing to a late-coming earthquake./沖合の深発地震から後発地震までの遅延特性の考察]
[Fig.17/About The near prediction by Gutenberg-Richter rule in the offing of Miyagi-Outer-rise Pacific Plate/宮城沖アウターライズ地震のGR則による今後の見通しについて]
[Fig.18/About The near prediction by Gutenberg-Richter rule in the offing of Tokachi(Kushiro)/十勝M6.5余震からGR則でM8.5の発生時期を試算]
[Fig.19/The relation of the tsunami height by magnitude and hypocentral distance /マグニチュードと震源距離から到達津波高を試算]
[Fig.20/The line which appears in HAARP spectrum obtained the corroboration which is "standing wave"/HAARPスペクトルに現れる周波数一定の線について]
[Fig.21/Possibility and influence of the X100 Super-Flare/X100級スーパーフレアの可能性とその影響]
[Fig.22/About M7 risk by Gutenberg-Richter rule in the Kanto epicentral-EQ/GR則による関東直下M7リスク評価]

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