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ゾウとネズミの寿命について

2010-08-29 14:29

笑顔毎度のお付き合いをありがとうございます。
今日は寿命について考察してみましょう。

先週、家族で動物園に行ったとき、ゾウさんの餌付けをする機会があって、
近くでまじまじとゾウさんの鼻を見ていて思い出しました。
ちょっと昔、「ゾウの時間 ネズミの時間 本川 達雄 (著)」という本があって、
当時はベストセラーにもなって、お読みになられた方々も多いのではないかと思います。

この本では、動物の寿命と脈拍、呼吸数、体長などに共通した関係式(1/4乗則)が成り立つ
という紹介と共に、ゾウの時間はゆっくりと流れるため周りが早く動いているように感じ、ネズミの時間は
早く流れるため周りが遅く動いているように感じるのではないか、という表現があったと思います。
この表現が、アインシュタインの相対性理論と共通しており、面白いと感じました。
ただ、本で紹介されている式だと、なぜか人間だけ例外的に短命(25年)になってしまうのです。

そこで、今回は私独自の視点から、別の要素も同時に式に取り入れた式を考案して見ました。
要素としては、様々な文献から相関のありそうな、体重、脈拍、基礎代謝、活動代謝(運動量)としました。

調べるうちに分かったことですが、小さな動物は、食べたもののカロリーのほとんどを基礎代謝
(体温を維持するのに必要な最低限のカロリー)に摂られてしまうのですねぇ~。
例えば、ハツカネズミの場合、食べたカロリーの96%を体温維持に費やしてしまいます。
以前、モグラは数時間食べないでいると死んでしまうような話を聞いたことがありますが、どうも本当のことのようです。


さて、本題に戻りまして、
今回考案した式はチョット複雑なので、式に興味の無い方は、読み飛ばしてください。

結果だけをかいつまみますと、
この式で人間の寿命を脈拍の変化で見てみると、脈のゆっくりな人が長寿に。
脈拍90回で寿命77.3歳
脈拍80回で寿命78.4歳
脈拍70回で寿命80.0歳(基準値)
脈拍60回で寿命82.3歳
脈拍50回で寿命85.9歳

また、活動代謝(運動量)の変化で見てみると、あまり過度な運動は、やはり体の老化を早めるのか?
かと言って、運動不足も体に悪そうだし、私感としては、どっち付かずですねぇ。。。
2400kcal/日で寿命56.4歳(運動好き)
1800kcal/日で寿命68.2歳
1200kcal/日で寿命80.0歳(基準値)
1000kcal/日で寿命83.9歳
 800kcal/日で寿命87.9歳(運動嫌い)

最後に、体重の変化で見てみると、ん~。。。体格が良くて体の大きい人が長寿?
体重50kgで寿命73.6歳
体重60kgで寿命80.0歳(基準値)
体重70kgで寿命85.7歳

というわけで、動物全部に当てはまる式を作っても、人間の寿命の予測はうまく行かないようです。
私は、何となく脈拍だけは、実際にマッチしていそうな気はしますが。

では、今日はこのへんでバイバイ

ゾウ寿命
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家庭での雷害対策について

2010-08-29 09:30

笑顔毎度のお付き合いをありがとうございます。

今日は雷さまの季節到来?ということで、家庭での雷害対策について考察したいと
思います。

ご存知の方も多いと思いますが、
家電製品で落雷被害が多い主なものは、エアコン、パソコン、テレビ、電話など、
集積回路(IC,LSI)を多用している製品が中心となっているようです。
当然、配線や回路の中身は、ミクロン単位の細~い線ですから、雷さまに罹ったら、
ひとたまりもありませんよね。

そう、雷さまが電線を伝わって、各ご家庭のコンセントまで侵入してくるのですよ。
イメージとしては、長~いゴム紐をピーンと張った状態で、その端っこを指で強く
摘まんで引っ張り、パッと弾き離すと、波の形がピューンと向こうに伝わる感じ。
大きなスケールで考えると、ちょうど津波のような感じかな。
それも、速さは、ほぼ光の速さで。。。

さて、
ではどのようにすれば、この雷さまから逃れられるのか。

◆対策その1
 まず、[電力会社の雷雲情報]などで、雷さまが近づいていないかをチェック。
 そして、
 一番確実なのは、そろそろ危ないかな、と思ったら、ブレーカーを切って、
 電話線とアンテナ線を全てモジュラージャックから抜く。
 当たり前ですが、これが何にも勝る「家庭での雷害対策」なのです。

しかし、これでは不便極まりない。
では、対策費の安い順から、現実的な方法を記載しておきます。

◆対策その2
 ¥100ショップにいって、コンセント共刺しタイプの避雷器をコンセントの
 数だけ買って来て、試しに付けてみる。(正確にはバリスタ)
 (費用=@¥105~¥315×コンセントの数)

◆対策その3
 楽天あたりで、テーブルタップタイプの避雷器(電話ジャック付もあり)を必要
 な数だけ注文してみる。
 (費用=@¥2,000~¥16,000×必要な数/非常に値幅(性能差も)が大きいです)

◆対策その4
 電気屋さん(電気工事店)に頼んで、分電盤に取り付けるタイプの避雷器を取り
 つけてもらう。
 (費用=@¥20,000~¥100,000/分電盤ごと交換の場合もあります)

で、肝心の効果のほどですが、結局は対策その1が圧勝です。

¥100ショップの避雷器(バリスタ)は、一応雷さまに反応して、実際にバチバチ
 音をたてて、効果(働いてますよ~とっ)をアピールします。
 でも残念ながら、アース(接地線)を接続した家電品(エアコン、洗濯機、冷蔵庫
 食洗器など)の場合は、対地雷と言って、地面から湧き上がって(侵入して)くる
 タイプの雷害には無力です。
 また、動作回数にも制限があって、直撃雷だと一回限りで使用不能です。

テーブルタップタイプの避雷器は、アース付きのものならば対地雷にも効果があり
 ます。電話ジャック付やアンテナ端子付もありますので、目的に応じて使い分け
 るのも良いと思います。
 ただし、これも動作回数にも制限があって、直撃雷だと一回限りで使用不能です。

分電盤に取り付けるタイプの避雷器ですが、一番動作が安定していて、対地雷にも
 対応しています。
 パイロットランプが付いているタイプが多く、動作制限回数を超えるとランプが
 消えてお知らせします。(又は動作補償限界を下回ったら消える)
 ただし、電話線やアンテナ線には対応していないので、テーブルタップタイプの
 ものと併用すると確実です。

ちなみに、EMTP(過渡現象解析プログラム)というツールを使って、避雷器の効果
について、検証してみましたのでご覧ください。
(ただし、専門の方から見ればお遊び程度の計算ですが)

では、今日はこのへんで。バイバイ

避雷器

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雷さまと打ち上げ花火(訂正)

2010-08-19 22:38

毎度、お付き合いありがとうございます。

昨日の雷さまのエネルギー計算で、単位の取り違いがありまして、お恥ずかしい限り。。。

誤) 時間=3ミリ秒(3×E-04/3600=8.3×E-08[h])
正) 時間=3ミリ秒(3×E-03/3600=8.3×E-07[h])

なので、以降の計算が一ケタ違っていまして、

エネルギー=1×E+08[V] × 5×E+04[A]) × 8.3×E-07[h]=4150[kWh]

これは、我が家の電気量9ヶ月分が轟音と閃光に化けたことになり、
1[kWh]=3.6[MJ(メガジュール)]の換算で、雷一発はおよそ15000[MJ]

打ち上げ花火10号玉(尺玉)の火薬量から、エネルギー換算を4.2[MJ/kg]として、
250[kg]×4.2[MJ/kg]=1050[MJ]

したがいまして、雷さま一発は、尺玉のなんと15倍のエネルギーということになりました。
いやいや、「くわばらくわばら」ですよ~。(自分に落ちない為のまじない言葉)

雷さまはやっぱり凄いんです。ということが数字で実感できました。

では、今日はこのへんで。

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雷さまと打ち上げ花火

2010-08-18 21:24

笑顔毎度のお付き合いをありがとうございます。


お盆と言えば、花火と暑さと雷さま
ということで、今日は雷さまのエネルギーについて考察してみようと思います。

先月末の週末(7/25)のことですが、茨城県の全域で夕方からかなり強烈な雷雨になりまして、
あまりに凄い勢い(豪華絢爛)なので、何とか写真に残せないものかと、初挑戦しました。

まずは、普通に(自動で)取って見ることに。。。
なかなか雷さまとのタイミングが合わず、結構 難しいもんだなぁと感心しながらも、何とかパチリ。
すると、夜にもかかわらず、画面が真っ白で何だか分かりません。。。

今度は、露出時間を1/8sくらいに固定して再挑戦。
雷さまはいつピカッ、とくるかか分かりませんから、適当な間隔(2秒位)で機械的に撮りつづけること100枚。
何とか3枚がマトモな写真になりました。

さて、話を雷さまのエネルギーに戻しまして。

WEBで調べた雷さまの平均的な値(容姿[おすがた])が以下です。
 電圧=1億ボルト (1×E+08[V])
 電流=5万アンペア(5×E+04[A])
 時間=3ミリ秒  (3×E-04/3600=8.3×E-08[h])
エネルギーは、この三つを掛け算して、
1×E+08[V] × 5×E+04[A]) × 8.3×E-08[h]=415,000[VAh]=415[kWh]

この数字って、東京電力の「電気使用量のお知らせ(電気料金)」とだいたい一緒じゃん。
あの一瞬で、我が家の電気量一月分が轟音と閃光に化けると思うと、雷さまはやっぱり凄い。

ちなみに、1[kWh]=3.6[MJ(メガジュール)]なので、雷一発はおよそ1500[MJ]

打ち上げ花火の10号玉(尺玉)の火薬量がおよそ250[kg]なので、火薬のエネルギー換算を
4.2[MJ/kg]として、250[kg]×4.2[MJ/kg]=1050[MJ]

したがって、雷さま一発は、尺玉の1.5倍のエネルギーということになりました。

雷さまはやっぱり凄い。ということが数字で実感できたのでした。

では、今日はこのへんで。バイバイ

雷さま

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富士の眺望限界を再更新か?

2010-08-18 00:54

笑顔毎度のお付き合いをありがとうございます。

先日ご紹介したばかりの富士山の眺望限界更新について、"Hey, what's that?"を使って
色々と計算しているうちに、自分でも信じがたい結果が出てきました。

なんと、これまで最遠望富士として確認されている和歌山県妙法山北西(322.9km)の方向ではなく、
富士山のほぼ真西にあたる278度方向「兵庫県赤倉山(383km)」が候補として挙がりました。
最遠望距離を一気に60km更新の可能性が出てきたことになります。
見え方としては、山頂から8合目が見える形になります。
ただし、富士の綺麗な台形ではなく、両側を別の山に遮られた状態と考えられます。
 計算諸元としては、大気差によるΔH増分として、富士山の標高3776*0.245=925m、
 赤倉山の標高1332*0.245=326mは、それぞれからの水平線距離を按分(250:150)として、
 赤倉山326*250/150=543mを富士山ΔH増分に加え、3776+925+543=5244mを大気差による等価的な
 富士山の標高として入力し、可視範囲を計算しました。

再度繰り返しになりますが、私の体力では検証確認(撮影)は到底不可能です。
したがいまして、この記事に少しでも可能性を感じて戴けた貴重な方には、是非とも検証確認のご検討
をいただければ幸いです。
また、私は新記録達成の権利(栄冠)の一切は、この場で放棄(お譲り★)致します。
(★私は、単に計算を趣味として、お遊びとしてやっているだけですので)

え~っ、今週は収穫が多く、スケールの大きい話題になったので自己満足しております。
皆さまには、楽しんでいただけたでしょうか?

では、今日はこのへんでバイバイ
最遠望の富士2

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富士山の新眺望限界?

2010-08-17 23:50

笑顔毎度のお付き合いをありがとうございます。

本日は、少しスケールアップしまして、富士山に挑戦したいと思います。
さすがに富士山ともなれば、すでに先人の方々によって色々な試みがされてます。

水戸の富士の回では、私が撮影した名峰富士の雄姿をご紹介しました。

スカイツリーと富士山では、大きさこそ違えど眺望計算としては同じ扱いになるので、
また、"Hey, what's that?"の力を借りて計算してみました。

結果、北限の富士最遠望の富士ともに更新の可能性が出てきました。

まず、北限の富士ですが。
私の予想では、現在確認されている福島県花塚山(307.8km)より更に12km北上した、
霊山の北北西(320.0km)が候補として挙がりました。
見え方としては、山頂から9.3合目が見える形になります。
 計算諸元としては、大気差によるΔH増分として、富士山の標高3776*0.245=925m、
 霊山北北西の標高1200*0.245=294mは、それぞれからの水平線距離を按分(200:100)として、
 霊山北北西294*2=588mを富士山ΔH増分に加え、3776+925+588=5289mを大気差による等価的な
 富士山の標高として入力し、可視範囲を計算しました。

次に、最遠望の富士ですが。
私の予想では、現在確認されている和歌山県妙法山北西(322.9km)より更に8km南下した、
高峰山(331.4km)が候補として挙がりました。
見え方としては、山頂から8.7合目が見える形になります。
 計算諸元としては、大気差によるΔH増分として、富士山の標高3776*0.245=925m、
 高峰山の標高290*0.245=71m、それぞれからの水平線距離を按分(200:100)として、
 高峰山71*2=142mを富士山ΔH増分に加え、3776+925+142=4843mを大気差による等価的な
 富士山の標高として入力し、可視範囲を計算しました。

腕に自信のある方(先人の方々へ)へのお願いになるかも知れませんが、
私の体力では、両地点ともに検証確認(撮影)は到底不可能です。

つきましては、この記事に少しでも可能性を感じて戴けた貴重な方には、是非とも検証確認のご検討
をいただければ幸いです。
その際、仮に今回の記事が発端となって、実際に行動され方が確認に成功された場合ですが、
新記録達成の権利(栄冠)の一切は、この場で放棄(お譲り★)致します。
(★私は、単に計算を趣味として、お遊びとしてやっているだけですので)

さて、今日も楽しんでいただけましたでしょうか。
今回は、少しスケールの大きい話題だったので、私も書きごたえありました。

では、今日はこのへんで。バイバイ
富士の新眺望限界4

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スカイツリー どこまで見えるマップ2

2010-08-16 17:47

笑顔毎度のお付き合いをありがとうございます。
さて、さきほどの計算のつづきになりますが、

大気差を考慮した場合の「スカイツリー どこまで見えるマップ」の違いについて、
ご紹介したいと思います。

ここでは、大気差による地平線から見た高さ増分ΔH=0.245Hの関係式から、
スカイツリーが1.245倍の高さ789mになったものと等価と考えました。

また、"Hey, what's that?"により、違いを見てみましょう。

まず我が町、水戸市近郊での比較から。
大気差なしだと、水戸の高台となっている部分のほんの少しだけが可視範囲なのに対し、
大気差を考慮すると、中央の国道50号周辺の大部分(泉町~南町~銀杏坂あたり)まで
可視範囲が広がっています。(非常にローカルな話で申し訳ありません)

一方、最遠方の福島県藤十郎付近ですが。
両条件の可視範囲に極端な差異は無く、何となく見える場所が広がっている程度でした。

このことから、
大気差による影響は、中距離程度(100~150km)で顕著となる傾向があるようです。

皆さんの町では、どうでしょうか?

では、今日はこのへんで。バイバイ

スカイツリー大気差map

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大気差のつづき

2010-08-16 06:59

お待ちいただいていた方には、遅くなり申し訳ありませんでした。

笑顔毎度のお付き合いをありがとうございます。

さて、今回は、大気差による影響をスカイツリーの計算に当てはめて見ました。

で、なかなかご披露できなかったのは、全体の計算確認に時間がかかってしまったこともありますが、
ペルセウス流星群に気を取られていたのが一番の原因とも。。。
(一時間粘って、やっと一筋だけ見えました)


結論としては、大気差による影響が思った以上に大きく、スカイツリーが
当初思っていたよりも、広い範囲で見えそうだということです。

なので、私の住む水戸でも さほど高いところまで行かずに、十分にスカイツリーが見えるようです。

ますます、水戸からのスカイツリーが見たくなってきましたよ。

このつづきは、更に壮大な企画を考えておりますので、お楽しみに。

解説:大気差
 ご存知の方には今さらだと思いますが、
 大気の上層と地上との大気圧の差によって現れる現象で、大気圧の差=屈折率の差であり、
 このことで光が連続的に曲線を描きながら屈折して進むことで、様々な現象を演じます。
 太陽や月などの場合、最大(0.572度)は、その視直径を上回る変化がありますので、
 例えは、日の出や日の入りの時、見えている太陽は 実は地平線の下にあるのです。
 私は、このスケールの大きさに驚いてしまいます。

では、また。バイバイ
大気差Ver4

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お詫び <m(_ _ ;)m>

2010-08-14 07:11

拙ブログを見に来ていただき、ありがとうございます。

今日は眠気に負けてしまいました。
申し訳ありませんが、つづきは また明日にさせて戴きます。


大気差の発展計算について、構想がありますので、
結果まで辿り着かなくても、何かしらのカキコはできると思います。

ではでは、おやすみなさい。

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大気差について

2010-08-13 20:16

毎度、計算ばかりやってますが、お付き合いください。

今回は大気差(大気による屈折の影響)について考察しました。

さて、高さH(m)から地平線までの距離は、L(km)=3.57√Hでした。
ところが、
実際は地平線と観測者の間で大気の影響(屈折)を受け、若干長くなるようです。
これをベッセル定数ρといって、標準大気でρ=7.84%としています。

今回は、この大気差の影響を、観測点H(m)の見かけの高さ増分ΔH(m)で
表現したいと思います。

結果は、下記のごとく、距離の自乗に比例する式が出ました。

具体的には、50km見通せる高さ(逆算すると196m)から見た地平線は、
大気による光の屈折効果で、実際はその+33mの229mから見た地平線と
同じ方向で、距離も50kmの7.84%遠い53.9kmまで見えるという計算です。

消化不良ですが、もうじきペルセウス流星群が見られそうなので、今日はこのへんで
終わりにします。

このつづきは、また明日~。。。バイバイ

大気差

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花火大会と見える距離

2010-08-11 06:52

ご覧いただき、ありがとうございます笑顔

一昨日の水戸の花火大会にちなんで、また計算をしました。
花火の見える距離とその大きさについてです。

見える距離については、ピタゴラスの定理から

L(km)=3.57√h  ここで、hは到達高度(m)です。
[8/2の式に h=0mとして変形しても出ます]

また、視直径(見える大きさ)は、arcTan(2*r/L)≒0.115*r/L(度)
ただし、rは開花半径(m),Lは見える距離(km)
月の大きさを0.518度として、その割合を計算しました。

打ち上げ花火のデータは、このリンクをご覧ください。

水戸の花火大会では、最大が10号玉(尺玉)なので、
到達高度(最低地上高)330m、花火開花時の半径160mとすると、
見える距離65kmで、月の大きさの55%になりました。

一応計算上では、千葉の柏や我孫子あたりまで見える様です。
高層の建物が多いので、地上からは厳しそうですが、
10階くらいまで上がると意外に視界が開け、遠くまで見通せますから、
時間のある方は、計算表を参考に、別の大会で試されてはいかがでしょうか。

私が2年前住んでいたマンションで確認したものですが、土浦の花火(10月ころ)は、
水戸でも10階以上に上がれば、手を伸ばした小指の爪の先ほどの大きさに見えました。
ただし、肉眼ではかなり小さく、尺玉でも「ぽわっ」というかわいい感じです。
これも高層階に上がると、何となくですが、音も聞こえてくるのが判ります。

花火のエネルギーって、かなり遠くまで影響するものなのですね。

では、今日はこのへんでバイバイ

花火計算

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スカイツリー どこまで見えるマップ

2010-08-05 20:41

「東京スカイツリー」の続き

私の計算にお付き合いいただいている方々、ありがとうございます。

先日の計算では、東京スカイツリーが見える距離と高さ(標高)(※)が判りました。 
 (※)逆にスカイツリーから見える範囲とも考えられます。

今回は、これに続いて、

ならば、具体的に地図上のどこまでが、スカイツリーの見える範囲(可視範囲)なのか
気になり、色々と調べてみました。

使えそうなツールとして、以下のものをピックアップしました。

◆カシミール3D(本体はフリーだが詳細地図データは有料)
  元々は山岳景色やある地点(山)からの360度パノラマ風景をパソコンで
 シミュレーション(なかなか凄い)するソフトですが、その中の「可視マップ」
 という機能が使えます。
 http://www.kashmir3d.com/kash/intro/intro_3.html
 
  私も実際にインストールしてから、「可視マップ」という機能が使えるよう
 になるまでに、結構ハードルが高かったので、ただ試してみたいという方には
 不向きかも知れません。

 さて、
  東京スカイツリーが見える一番遠いところですが、驚きました。
 なんと、福島県と山形県の県境まで伸びていて、西吾妻山の脇にある藤十郎
 というところでした。
  その距離、実にスカイツリーから230km(標高1820m)

◆天体山望(シェアだが詳細地図データ付き)
  こちらは、山岳シミュレーションと天体シミュレーション機能を併せもち、
 カシミール3Dよりも、マニアックな感じがします。(個人的な感じです)
  建造物そのものもシミュレーションできるようです。
 http://www.k3.dion.ne.jp/~mlb/hanfree/sanbo/sanbotop.htm

  特に、天体現象に力を入れており、奇跡的な写真(ダイヤモンド富士とか、
 太陽や月をバックにした山やビル群など)を撮影したい人向きだと思います。

  私はそこまでマニアックではないので(有料だし)、試してません。


◆HeyWhatsThat(おい、あれ何だ)
  グーグルマップの機能を利用したページで、WEB上で「可視マップ」が計算
 できてしまう優れものです。

 お勧めです。
 http://www.heywhatsthat.com/

  何といっても、一番の利点はオンライン処理(向こうで計算する)であること。
 これなら パソコンの処理能力は無関係なので、今はやりのネットブックでも大丈夫。
 約1分半で精密な計算結果が帰ってきます。
  ちなみに、カシミール3Dでは結構 重い処理をしているようで、同じ程度の
 計算をさせようとすると、それなりに速いパソコンを使っても、約30分くらいは
 平気で待たされます。

  下の画像は、この「HeyWhatsThat」によるものです。
  拡大して見ると、非常に細かい部分まで計算されているのが判ります。
  感動です。

 使い方指南(ページは全て英語で書かれていますが、気にしませんよ)
 1.【New panorama】というタブを選び
 2.【[1. Click on the map ---->
   【 Or search for an address:  
    [ **** ]の中に、堂々と日本語で[押上1]と入力して
 3.  [Find]を押します。
 4.すると、カーソルが東京に移ります。
 5.続いて、グーグルマップの[+]ボタンで、どんどん拡大(寄って)
   いくと、スカイツリーの建設箇所が見えてきました。
 6.カーソルを正確なスカイツリーの中心に移動させたら、
 7.【3. Specify your elevation or leave blank for
   【 the default (2 meters above ground level):
     Elevation[ *** ]meters の中に[634]と入力して、
 8.【4. Enter a title:[ ******** ]
   これは計算結果のタイトルなので、[東京スカイツリー]とでも、
   入れておきましょう。

 9.[Submit request]を押すと、スポンサータイトルが出ますが、
   無視して、何もしないでいると約1分半で計算結果が出ます。

10.英語で[ん~たら、かんたら]とメッセージが出るので、[OK]を押します。

11.最後に[Visibillity cloak]を押すと、スカイツリー634mの可視範囲が
   ピンク色で表示されます。

 どうですか、 楽しんでいただけましたか?
 あなたの住む町には、ピンク色がありましたか?

 今日も、かなりガンハリましたよ。

 では、また。バイバイ

眺望計算2

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スカイツリー408m 眺望限界距離は?

2010-08-02 22:31

前々から気になってました。

「東京スカイツリー」

ついに、400m越えの408m
おめでとうございま~す。

ところで、この東京スカイツリーですが、
一体、どのくらい遠くから見えると思いますか

チマタでは、筑波山で見えた。とか、宇都宮や日光近辺から見えた。とか。

私、実は技術屋でして、こういったネタには「パクリッ」
と喰い付きます。

で、計算してみたら、こんな結果になりました。
(ピタゴラスの定理を使いました)

現在のスカイツリーの高さ408mを標高0mで見ると、
最大でも72km
なので、わが茨城県だと距離的には筑波山くらい。

でも、高いところから見れば、当然遠くが見えるわけで、
今回の計算では、私の住む水戸市(約95km)ならば、
標高41mの場所に行けば「スカイツリー」が見える。

ヨ~シ、見つけてやるぞ~、と水戸京成百貨店に向かったのですが、
標高35m+建物50m=85mなので、計算上は見えるはずなのに。
見えない。。。んん~
(実は、結構天気が良い日に何回か足を運んだのですよ)

計算は、何度も見直しているし、自信があるので、
きっと、この時期だと空気が湿気っていて、透明度が悪いに違いない。

結論。
もっと空気の澄んでる日じゃなきゃダメなのだ。
また、懲りずに見に行ってみよ~と。

今日は結構がんばりましたよ。
では、では。 このへんで。バイバイ

眺望距離計算

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【技術屋!BOPPOのブログ】
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私は、根っからの凝り性です。
一度はまると、納得いくまで
トコトン突き詰めます。
[年表]
幼児期:しょっちゅう怪我して、
 写真には必ず、カサブタか絆創膏
 が写ってました
小学校:コカコーラのハイパーYoyo
 で学校のガラス割ったり
中学校:ルービックキューブで
 県大会まで行ったり
高校:ミニコン(PCではありません)
 で円周率を計算させたり
大学:あれっ!何やってたっけ?
現在:三児の父
◆おっさんではありませんよ

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お知らせ Information

[The message to my blog viewer/読者の皆さまへ]
[Information on forecast of earthquake occurrence time at JST]
Welcome! to an "Engineer BOPPO" blog. In this blog, prediction about the earthquake drawn from my original theory is performed. If you are interested, there is possibility of time prediction of the earthquake which happens in your country. Although fundamentally predicted about the earthquake which happens in Japan, if the time difference of JST(Japan Standard Time) and your country is taken into consideration, time prediction of the earthquake which happens in your country may be able to be performed,Please try.
In this theory, the earth is computing based on time for the angle of the vectorial sum of the tide power from the moon and the sun to be in agreement with the slide angle of an earthquake fault. Moreover, the magnitude of an earthquake integrates with the difference of a "Gutenberg-Richter rule" and the earthquake which occurred, and is computing it by the optimal calculation by a back test. However, about prediction of an earthquake scale, it is inapplicable to the earthquake scale which application only to the earthquake which happens in Japan is possible, and happens in your country. In addition, earthquake occurrence probability is statistically drawn from correlation with the Moon phase, and the left mark of the date means In the high order of probability,
"★"(singularity day)
"☆"(cautions day)
"◇"(average day)
"△"(minimum).
About 70% over of bigger earthquakes than M4.0 can guess the error of prediction time correctly in ±60 minutes.
Thank you!
震度の予測115.jpg
[The earthquake data base at 2011.6.15 to 2011.9.15 of 92days in USGS(United States Geological Survey)]

Prediction time table 7months.
(for a busy person)
予測表7ヶ月分(忙しい人のために)
[Prediction1/予測表1(12/06-01/17]
[Prediction2/予測表2(01/18-03/01]
[Prediction3/予測表3(03/02-04/13]
[Prediction4/予測表4(04/14-05/26]
[Prediction5/予測表5(05/27-07/08]


Fundamental explanation about my earthquake prediction theory.
/地震予測理論の基本的な解説
[Fig.1/Physical consideration about a magnetic storm/磁気嵐についての物理的な考察]
[Fig.2/Delay time correlation from magnetic storm generating to a big earthquake/
磁気嵐発生から大地震までの遅延時間相関
]
[Fig.3/Verification of the magnetic storm logic in 3.11 big earthquakes/3.11における磁気嵐ロジックの検証]
[Fig.4/The occurrence probability as bigger earthquake than M5.0 by correlation with a moon phase. (1.0 is an average) /月齢とM5以上の地震発生確率の相関について (1.0を平均とする) ]
[Fig.5/The Simple expression of the JMA seismic intensity by magnitude and the epicenter depth /マグニチュードと震源深さによる震度の簡易算出式について]
[Fig.6/Verification of the Gutenberg Richter rule, and consideration of the foreshock as The phenomenon of a sign/GR則と前兆地震の考察について]
[Fig.7/Analysis about the probability that M7 will occur in the Tokyo region /首都圏でM7が発生する確率についての個人的検証]
[Fig.8/Analysis about the probability that M7 will occur in the Chiba&Ibaraki pref region /千葉・茨城震源域でM7が発生する確率についての個人的検証]
[Fig.9/About The near prediction by Gutenberg-Richter rule in the offing of Iwate-pref and Chiba-pref/三陸沖と銚子沖のGR則による今後の見通しについて]
[Fig.10/The 311 East Japan earthquake disaster predicted that it is possible by Gutenberg-Richter rule? /311東日本震災はGR則で予見出来たのか?]
[Fig.11/The 311 East Japan earthquake disaster predicted that it is possible by Gutenberg-Richter rule? part2/311東日本震災はGR則で予見出来たのか?(その2)]
[Fig.12/Do "The planets Syzygy" and "The super moon" cause a seismic trigger?/惑星直列やスーパームーンは地震トリガーと成り得るのか?]
[Fig.13/"30%" of overall population of Japan will be lost in 25years./日本の総人口の30%は25年で失われるだろう。]
[Fig.14/About The near prediction by Gutenberg-Richter rule in the offing of tounankai-Philippine Plate/東南海沖地震のGR則による今後の見通しについて]
[Fig.15/Consideration of the epicentral area by change of a sea level average altitude./海水面平均高度の変化による震源域の考察]
[Fig.16/Consideration of the delay characteristic from the deep-earthquake of the offing to a late-coming earthquake./沖合の深発地震から後発地震までの遅延特性の考察]
[Fig.17/About The near prediction by Gutenberg-Richter rule in the offing of Miyagi-Outer-rise Pacific Plate/宮城沖アウターライズ地震のGR則による今後の見通しについて]
[Fig.18/About The near prediction by Gutenberg-Richter rule in the offing of Tokachi(Kushiro)/十勝M6.5余震からGR則でM8.5の発生時期を試算]
[Fig.19/The relation of the tsunami height by magnitude and hypocentral distance /マグニチュードと震源距離から到達津波高を試算]
[Fig.20/The line which appears in HAARP spectrum obtained the corroboration which is "standing wave"/HAARPスペクトルに現れる周波数一定の線について]
[Fig.21/Possibility and influence of the X100 Super-Flare/X100級スーパーフレアの可能性とその影響]
[Fig.22/About M7 risk by Gutenberg-Richter rule in the Kanto epicentral-EQ/GR則による関東直下M7リスク評価]

【My favorite bookmark】
[Japan Meteorological Agency:Earthquake Information/気象庁:地震情報]
[Japan Coast Guard:Sea surface temperature of Japan/海上保安庁:日本近海の海面水温]
[NICT:Real-time geomagnetism simulation/NICT:リアルタイム磁気圏シミュレーション→現在停止中]
[Real-time earthquake monitor/強震モニタ]
[NASA:Solar Wind Prediction/惑星間の太陽風シミュレーション]
[NICT:Geomagnetism data/NICT地磁気プロット]
[Helios viewer/太陽観測衛星画像(SOHO,SDO,Stereo)]
[NASA-NOAA satellite image/NASA-NOAA衛星画像]
[Online Scientific Notation Calculator/高機能関数電卓]
[USGS:Latest Earthquakes M5.0+ in the World/世界のM5超地震情報]
[Hi-net:Earthquake information by a seismic observation system/地震観測システムによる震源情報]
[The flood simulation by Tsunami/洪水シミュレーション]
[earthquake report in the World/世界の地震情報]

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