3/19の衛星画像(動画付き) と怪しい雲
2012-03-19 21:43
最大震度3で済んでいるのは、震源深さ60~100kmに救われたものです。
浅発ならば、当然に震度4~5弱になる規模でした。
一方、[Hi-netによる震源情報]では、
24hの地震回数N=451で、至近平均630回を28%下回っております。
では、昨日の気象衛星の画像をアップします。(3/19 8:30-16:30)

この画像を加算処理したものが以下になります。

上の動画と良く見比べてご覧いただくと、その傾向が次第に見えてくると思います。
(緑の線はプレート境界です)
◆今日も季節風は強いですが、全体に雲量が少なく特徴的な箇所が見られます。
オレンジの線(点線)は、季節風に逆らって、定在波として残っている部分ですが、
太平洋側の関東以西に数多くの境界が見られます。(点線は季節風との識別が微妙な海域です)
今日の注目は、
昨日も出現した、黄色で囲む範囲に赤線で示した筋状の雲です。
昨日ほどの巨大さはありませんが、佐渡~福島沖、東南海沖にあります。
それと 黄色で囲むベッタリと張り付く雲は、伊豆・房総~1000kmほど東に広がっております。
今日の雲の状態が、明日起こる地震の兆候を見ている可能性がありますので、
該当される地域の方は、一応の警戒をお願い致します。
最後に、今日の怪しい雲です。

何れも、層積雲(ひつじ雲)で、全国各地で見られたようです。
ソース元は[ウェザーニュース]です。
◆ご承知の事とは存じますが、限られたデータから得られた情報です。
参考程度に受け止めて下さい。
いつも同じ事ばかり言って申し訳ありませんが、
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
では、また。

地震
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三陸沖と銚子沖のGR則による今後の見通しについて
2012-03-19 02:28
これらの震源域においては、その後も余震活動が続いており、今後の動向が気になります。
そこで、先出のGR則をこれらの震源域に適用して、今後の見通しについて試算してみました。
検討手法は、前回、首都圏・茨城千葉の検証をした場合と同じです。
では、三陸沖から見てみましょう。
これは、本震M6.8以降の余震状況をグラフにしたものです。(3/14-3/17 気象庁一元化データによる)

ご覧のように、本震後3日間で、4回のリバウンドを繰り返しながら、収束する様子はありません。
次に、GR則のグラフです。(本震後78hでM3以上が279回発生しました。)

グラフ右側の黄色い枠内の値は、この震源域でのM8の78hでの発生見込み回数です。
そして、上記の値を年間値に換算し、正規分布にしたものが以下のグラフです。

結果、この震源域では、
M8が約1ヶ月以内に16%、約2ヶ月以内に84%の確率で発生すると出ました。
続いて、銚子沖を見てみましょう。
これは、本震M6.1以降の余震状況をグラフにしたものです。(3/14-3/17 気象庁一元化データによる)

ご覧のように、本震後3日間で、3回のリバウンドを繰り返しながら、収束する様子はありません。
次に、GR則のグラフです。(本震後74hでM2以上が305回発生しました。)

グラフ右側の黄色い枠内の値は、この震源域でのM7の74hでの発生見込み回数です。
そして、上記の値を年間値に換算し、正規分布にしたものが以下のグラフです。

結果、この震源域では、
M7が約3週間以内に16%、約2ヶ月以内に84%の確率で発生すると出ました。
結論として、先出の首都圏、茨城千葉の際と同様の見方をすれば、
三陸沖ではM8が2ヶ月以内に発生し、銚子沖ではM7が2ヶ月以内に発生しそうだとなります。
最後に、
ここで得られた結論は、あくまでも本震後3日間という限られたデータから試算したものであり、
現時点では、多分に誤差が含まれるものと考えますが、
ある程度の誤差を許容しても、年単位ではなく、数ヶ月単位での発生が危惧されます。
この件については、先出の首都圏、茨城千葉と比較すると、ひっ迫度が断然高いと判断されますので、
今後、1~2週間程度の余震データが集まったところで、再度の検証をしたいと思います。
では、本日は、これにて就寝いたします。

地震
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余震はいつまで続くのか?その298(磁気嵐スパイラル87)
2012-03-19 01:08
さて、昨日申しましたM2.8,M1.9フレア起因と思われる磁気嵐が来たようです。
HAARPの観測値を確認すると、今日の午後3/18 19:00(JST)から地磁気に変化がありました。

以下、磁気嵐ロジック計算結果です。

ご覧のように、「ピーク」が4回、「魔のくぼみ」は6回です。
総じて見れば、磁気嵐の影響は3/26早朝まで残ることになります。
これに基づき、予測表を更新します。
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
上(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)
△ 3/19(月)21:43 --:-- 02:55 05:27
-----08:26 11:26 14:04 17:03
△ 3/20(火)22:31 00:43 03:42 06:28
-----09:27 12:26 15:18 18:17
☆ 3/21(水)22:48 01:30 04:29 07:29
-----10:28 13:27 16:33 19:32
◇ 3/22(木)23:21 01:48 04:49 08:04
-----11:05 14:06 17:27 20:28
△ 3/23(金)23:30 02:22 05:22 08:51
-----11:51 14:51 18:27 21:27
☆ 3/24(土)23:46 02:32 05:33 09:16
-----12:17 15:19 19:09 22:11
◇ 3/25(日)--:-- 02:48 05:49 09:45
-----12:46 15:48 19:50 22:52
△ 3/26(月)00:07 03:09 06:10 10:17
-----13:18 16:19 20:31 23:32
凡例:月齢相関に基づく記号
★ 特異日(確率3倍超)
☆ 注意日(確率2倍超)
◇ 予備日(平均確率)
△ 平均以下の日
凡例:文字色の意味
元々は過去35年間分について磁気嵐によるM6超クラスの発生確率を調査したものですが、
その後の実績との比較により、ほぼ以下の相関関係が確認できましたので表記に採用しました。
青字は、確率15%以上を表わし、M5クラス発生の可能性があります
緑字は、確率20%以上を表わし、M5~6発生の可能性があります
紫字は、確率30%以上を表わし、M6クラス発生の可能性があります
赤字は、確率40%以上を表わし、M7クラス発生の可能性があります
◆黒太字は「魔のくぼみ」で要注意時間帯を表わします。
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)
では、また。

地震
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