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3/29の衛星画像(動画付き) と怪しい雲・海水温

2012-03-24 20:59

今日の有感地震は6回で、至近平均のペースの半分ですが、
岩手県沖震源域は3/27以降、M2~3の無感地震が累積80回も発生しております。

一方、[Hi-netによる震源情報]では、
24hの地震回数N=447回で、ほぼ至近平均ペースになっております。

では、今日の気象衛星の画像をアップします。(3/29 8:00-17:00)
20120329anime.gif

この画像を加算処理したものが以下になります。
20120329定在波
上の動画と良く見比べてご覧いただくと、その傾向が次第に見えてくると思います。
(緑の線はプレート境界です)
◆今日は雲量が非常に少なく、特徴的な箇所はあまり見られません。
オレンジの線(点線)は、季節風に逆らって、定在波として残っている部分ですが、
太平洋側の数ヵ所に境界線が見られます。(点線は季節風との識別が微妙な海域です)

今日の注目は、
黄色で囲む範囲で、雲の湧き出しが沖縄本島の北にクッキリと出ております。

今日の雲の状態が、明日起こる地震の兆候を見ている可能性がありますので、
該当される地域の方は、一応の警戒をお願い致します。

では、今日の怪しい雲です。
20110329雲1
西日本の広い範囲で、トルネード型の雲が見られました。
ソース元は[ウェザーニュース]です。

それと、今朝ご紹介した海水温の平年差に動きがありました。[海上保安庁の海水温平年差の速報値]
20120328-0329JCG.jpg
ご覧のように、昨日と今日を比較すると、明らかに房総沖まで高温部が広がっております。

明日は「魔のくぼみ」が、ほぼ一日中続き、予想される地震規模は M5~6です。
出来ることなら、房総沖ではなく、とにかく遠洋の底深い震源域であることを、ただ祈るのみです。

◆ご承知の事とは存じますが、限られたデータから得られた情報です。
 参考程度に受け止めて下さい。

いつも同じ事ばかり言って申し訳ありませんが、
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。

では、本日は、これにて就寝いたします。バイバイ
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では、311東日本震災はGR則で予見出来たのか?

2012-03-24 16:24

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。

このところ、[GR則]を適用して、今後の余震の見通しについて検証をしておりますが、
ふと、それなら 「311東日本震災はGR則で予見出来たのか?」と疑問が生じました。

事実としては、震災2日前の2011/3/9 11:45三陸沖M7.3震度5弱の前震があって、
その後も立て続けにM6~7の群発地震が発生しております。

本来であれば、
この段階で、然るべき機関がM8~9の本震が発生する可能性を指摘していれば、
何らかの対策が取られ、震災による犠牲者や被害を最小限に出来ていた筈
です。


では、その様なことが実際に可能だったのか検証してみます。
これは、本震M9.0の10日前からの有感地震をグラフにしたものです。(気象庁一元化データによる)
311M9前震10days
ご覧のように、本震10日前からリバウンドを繰り返し、3/9のM7.3以降は完全に群発状態です。

次に、GR則のグラフです。(本震前72hでM2以上が346回発生しました。)
311M9前震GR則グラフ
グラフ右側の黄色い枠内の値は、この震源域でのM8とM9の72hでの発生見込み回数です。

そして、上記の値を年間値に換算し、正規分布にしたものが以下のグラフです。
311M9前震GR則正規分布M9
311M9前震GR則正規分布M8
結果、この震源域では M8が6日以内に、M9は10日以内発生すると出ました。

結論として、311東日本震災の前震である 三陸沖M7.3以降群発化した段階でGR則を適用し、
上記の手法で解析していれば
数日内に三陸沖でM8超の本震が発生する可能性を十分に予見出来た
でしょう。


最後に、
私は、この計算結果を見て、震えんばかりに、そして無性に悔しくて堪りません。
この世にタイムマシンがあるなら、例え馬鹿にされようとも、この計算結果をあらゆるメディアを
通じて拡散し、もしかしたら、一人でも多くの大切な命を救えたかも知れません。
私はエンジニアではありますが、元々は地震について全く知識の無かった、素人同然の被災者です。


今、声を大にして叫びたい
我々の税金でのうのうと地震研究し、全く危機意識の欠落した、地震学者と名乗っている勘違い屋さん。
自分たちの無能さを棚に上げて、地震の短期予測は、複雑系だから不可能だとか御託を並べる前に、
統計学、電磁気学、天文学を真面目に勉強なさい。
これらの知識と少しの閃きさえあれば、私の様な専門外の人間でも地震の短期予測は十分可能です。
それを、学界から圧力を掛けて、小額の研究費で短期予測の可能性を探求している先駆者を潰すような
愚者が牛耳っている学会なら、世のために即刻、全員その職をお辞め下さい。


嗚呼、只々、悔しい。

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三陸沖と銚子沖のGR則による今後の見通しについて(再検証1)

2012-03-24 10:12

笑顔皆さま、お早うございます。

まずは、3/22が無事であったことに安堵しております。
魔のくぼみ」も残すところ、今日一日です。
どうか、何事も無い様、祈りたいと思います。

さて、表題の通り
3/14 18:09三陸沖M6.8、21:05銚子沖M6.1と相次いでM6~M7クラスが発生したのを受けて、
前回、3/19「三陸沖と銚子沖のGR則による今後の見通しについて」と題して、誤差を承知の上で暫定値
として、各震源域3日間の余震データから、GR則を適用した、今後の見通しを試算しました。

そして、前回の結論では、多分に誤差が含まれる事を前提として、
2ヶ月以内に三陸沖ではM8、銚子沖ではM7が発生する可能性を指摘しました。

あれから、1週間以上経ちました。
気象庁の一元化データも揃いましたので、再度、両震源域の今後について検証したいと思います。

では、三陸沖から見てみましょう。
これは、本震M6.8以降の余震状況をグラフにしたものです。(3/14-3/21 気象庁一元化データによる)
三陸沖M68余震1w
ご覧のように、本震後1週間で、3回のリバウンドを繰り返しております。

次に、GR則のグラフです。(本震後172hでM3以上が393回発生しました。)
三陸沖GR則グラフ1w
グラフ右側の黄色い枠内の値は、この震源域でのM8の172hでの発生見込み回数です。

そして、上記の値を年間値に換算し、正規分布にしたものが以下のグラフです。
三陸沖GR則正規分布1w
結果、この震源域では、
M8が約3ヶ月以内に50%、約5ヶ月以内に84%の確率で発生すると出ました。

続いて、銚子沖を見てみましょう。
これは、本震M6.1以降の余震状況をグラフにしたものです。(3/14-3/21 気象庁一元化データによる)
銚子沖M61余震1w
ご覧のように、本震後1週間で、3回のリバウンドを繰り返しております。

次に、GR則のグラフです。(本震後189hでM2以上が449回発生しました。)
銚子沖GR則グラフ1w
グラフ右側の黄色い枠内の値は、この震源域でのM7の189hでの発生見込み回数です。

そして、上記の値を年間値に換算し、正規分布にしたものが以下のグラフです。
銚子沖GR則正規分布1w
結果、この震源域では、
M7が約3ヶ月以内に50%、約5ヶ月以内に84%の確率で発生すると出ました。

結論として、前回と同様の見方をすれば、
何れの震源地も 約半年以内に、三陸沖ではM8、銚子沖ではM7が発生しそうだとなります。
前回から見ると、だいぶ 緊迫感も下がりました。
しかしながら、先出の首都圏、茨城千葉と比較すれば、ひっ迫度は依然として高いと判断されます。

最後に、
ここで得られた結論は、本震後1週間という限られたデータから試算したものであり、
現時点では、やはり多分に誤差が含まれるものと考えますが、
ある程度の誤差を許容しても、年単位ではなく、数ヶ月単位での発生が危惧されます。


この件については、更に余震データが集まったところで、再度の検証をしたいと思います。

では、また。バイバイ

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海水温変化による震源域想定の検証と次の震源域について(その16)

2012-03-24 03:05

笑顔気が付いたら、またこんな時間になっていました。 

このシリーズも第16回目です。
(昨年12/17から毎週末に約3月続いており、M4.0以上で1週間検証し ほぼ7割の正解率です)

解説:[海水温度分布の平年差]の2週間の変化について、画像処理ソフトで差分を取り、
    次の震源域を想定します。(14日間の至近3日平均からその前11日平均を差し引く演算です)
    これまでの実績からは、温度変化の境界付近で温度低下側に震源が符合しております。
    また、実績から、温度変化の大きな海域も想定域としております。

  ★今週から、海上保安庁のデータに切り替えました。 以下の理由によります。
   ・GIFファイルで一気に30日分を取得できること。
   ・図中に数字や境界線が入らないので、演算の邪魔にならないこと。
   ・瀬戸内海も表示できるので、より綿密な解析が出来ること。
   ・当日分まで反映されていること。 等々


以下は、先週3/16にご紹介した震源域想定に、その後1週間の実績をプロットしたものです。
温度低下20120315AA
この間M4.0超の地震は計32回、内29回が想定範囲に入っておりました。正解率91%でした
予想から外れた3回中2回は伊豆諸島と日本海の超深発地震、1回は北海道南西沖の地震でした。

◆今週は 自分でも驚くほど、震源の想定域がピッタリの1週間でした。

そして、次の震源域の想定は、以下の通りです。(先週より演算が滑らかになったのが歴然です)
温度低下20120323
今週は、結果的に強震度を想定する範囲が 北海道~九州のほぼ日本全域です。注意

また、黄色の点線は、周囲より温度の低下している範囲で、M4クラス発生の可能性があります。
今週は、範囲が沖合が殆どなので、あまり影響は無い様です。

ところで、しばらく磁気嵐の到来が無く、「魔のくぼみ」も明晩を最後に小休止となる予定です。
このまま、何事も無く過ぎて欲しいものです。 あと一日です。

また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

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BOPPO

ぼくの名前は「ペントン君」
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【技術屋!BOPPOのブログ】
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私は、根っからの凝り性です。
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幼児期:しょっちゅう怪我して、
 写真には必ず、カサブタか絆創膏
 が写ってました
小学校:コカコーラのハイパーYoyo
 で学校のガラス割ったり
中学校:ルービックキューブで
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高校:ミニコン(PCではありません)
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お知らせ Information

[The message to my blog viewer/読者の皆さまへ]
[Information on forecast of earthquake occurrence time at JST]
Welcome! to an "Engineer BOPPO" blog. In this blog, prediction about the earthquake drawn from my original theory is performed. If you are interested, there is possibility of time prediction of the earthquake which happens in your country. Although fundamentally predicted about the earthquake which happens in Japan, if the time difference of JST(Japan Standard Time) and your country is taken into consideration, time prediction of the earthquake which happens in your country may be able to be performed,Please try.
In this theory, the earth is computing based on time for the angle of the vectorial sum of the tide power from the moon and the sun to be in agreement with the slide angle of an earthquake fault. Moreover, the magnitude of an earthquake integrates with the difference of a "Gutenberg-Richter rule" and the earthquake which occurred, and is computing it by the optimal calculation by a back test. However, about prediction of an earthquake scale, it is inapplicable to the earthquake scale which application only to the earthquake which happens in Japan is possible, and happens in your country. In addition, earthquake occurrence probability is statistically drawn from correlation with the Moon phase, and the left mark of the date means In the high order of probability,
"★"(singularity day)
"☆"(cautions day)
"◇"(average day)
"△"(minimum).
About 70% over of bigger earthquakes than M4.0 can guess the error of prediction time correctly in ±60 minutes.
Thank you!
震度の予測115.jpg
[The earthquake data base at 2011.6.15 to 2011.9.15 of 92days in USGS(United States Geological Survey)]

Prediction time table 7months.
(for a busy person)
予測表7ヶ月分(忙しい人のために)
[Prediction1/予測表1(12/06-01/17]
[Prediction2/予測表2(01/18-03/01]
[Prediction3/予測表3(03/02-04/13]
[Prediction4/予測表4(04/14-05/26]
[Prediction5/予測表5(05/27-07/08]


Fundamental explanation about my earthquake prediction theory.
/地震予測理論の基本的な解説
[Fig.1/Physical consideration about a magnetic storm/磁気嵐についての物理的な考察]
[Fig.2/Delay time correlation from magnetic storm generating to a big earthquake/
磁気嵐発生から大地震までの遅延時間相関
]
[Fig.3/Verification of the magnetic storm logic in 3.11 big earthquakes/3.11における磁気嵐ロジックの検証]
[Fig.4/The occurrence probability as bigger earthquake than M5.0 by correlation with a moon phase. (1.0 is an average) /月齢とM5以上の地震発生確率の相関について (1.0を平均とする) ]
[Fig.5/The Simple expression of the JMA seismic intensity by magnitude and the epicenter depth /マグニチュードと震源深さによる震度の簡易算出式について]
[Fig.6/Verification of the Gutenberg Richter rule, and consideration of the foreshock as The phenomenon of a sign/GR則と前兆地震の考察について]
[Fig.7/Analysis about the probability that M7 will occur in the Tokyo region /首都圏でM7が発生する確率についての個人的検証]
[Fig.8/Analysis about the probability that M7 will occur in the Chiba&Ibaraki pref region /千葉・茨城震源域でM7が発生する確率についての個人的検証]
[Fig.9/About The near prediction by Gutenberg-Richter rule in the offing of Iwate-pref and Chiba-pref/三陸沖と銚子沖のGR則による今後の見通しについて]
[Fig.10/The 311 East Japan earthquake disaster predicted that it is possible by Gutenberg-Richter rule? /311東日本震災はGR則で予見出来たのか?]
[Fig.11/The 311 East Japan earthquake disaster predicted that it is possible by Gutenberg-Richter rule? part2/311東日本震災はGR則で予見出来たのか?(その2)]
[Fig.12/Do "The planets Syzygy" and "The super moon" cause a seismic trigger?/惑星直列やスーパームーンは地震トリガーと成り得るのか?]
[Fig.13/"30%" of overall population of Japan will be lost in 25years./日本の総人口の30%は25年で失われるだろう。]
[Fig.14/About The near prediction by Gutenberg-Richter rule in the offing of tounankai-Philippine Plate/東南海沖地震のGR則による今後の見通しについて]
[Fig.15/Consideration of the epicentral area by change of a sea level average altitude./海水面平均高度の変化による震源域の考察]
[Fig.16/Consideration of the delay characteristic from the deep-earthquake of the offing to a late-coming earthquake./沖合の深発地震から後発地震までの遅延特性の考察]
[Fig.17/About The near prediction by Gutenberg-Richter rule in the offing of Miyagi-Outer-rise Pacific Plate/宮城沖アウターライズ地震のGR則による今後の見通しについて]
[Fig.18/About The near prediction by Gutenberg-Richter rule in the offing of Tokachi(Kushiro)/十勝M6.5余震からGR則でM8.5の発生時期を試算]
[Fig.19/The relation of the tsunami height by magnitude and hypocentral distance /マグニチュードと震源距離から到達津波高を試算]
[Fig.20/The line which appears in HAARP spectrum obtained the corroboration which is "standing wave"/HAARPスペクトルに現れる周波数一定の線について]
[Fig.21/Possibility and influence of the X100 Super-Flare/X100級スーパーフレアの可能性とその影響]
[Fig.22/About M7 risk by Gutenberg-Richter rule in the Kanto epicentral-EQ/GR則による関東直下M7リスク評価]

【My favorite bookmark】
[Japan Meteorological Agency:Earthquake Information/気象庁:地震情報]
[Japan Coast Guard:Sea surface temperature of Japan/海上保安庁:日本近海の海面水温]
[NICT:Real-time geomagnetism simulation/NICT:リアルタイム磁気圏シミュレーション→現在停止中]
[Real-time earthquake monitor/強震モニタ]
[NASA:Solar Wind Prediction/惑星間の太陽風シミュレーション]
[NICT:Geomagnetism data/NICT地磁気プロット]
[Helios viewer/太陽観測衛星画像(SOHO,SDO,Stereo)]
[NASA-NOAA satellite image/NASA-NOAA衛星画像]
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[USGS:Latest Earthquakes M5.0+ in the World/世界のM5超地震情報]
[Hi-net:Earthquake information by a seismic observation system/地震観測システムによる震源情報]
[The flood simulation by Tsunami/洪水シミュレーション]
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