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惑星直列やスーパームーンは地震トリガーと成り得るのか?

2012-03-26 21:23

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。

昨年のことですが、
読者から表題についての、質問を受けたことがあります。

潮汐力とは、皆さまもご存じのように、
月や太陽から受ける引力が起因となって、潮の満ち引きを起こしますが、
それと同時に、地球も直径にして20cm~30cmの塑性変形を受けています。

その潮汐力は、対象となる天体の質量に比例し、距離の3乗に反比例します。

以前から、惑星直列によって地震が発生するような記事を見かけますが、
仮に全惑星を一直線上に並べても、その潮汐力の合計は、地球が月から
受ける潮汐力の1/17400
にしかなりません。

(一番大きい木星ですら、距離が遠く1/17万にしかなりません)

したがって、
「惑星直列」と地震との関連性は考えられないと言うのが私の結論です。

ちなみに太陽からは、月の0.454倍の潮汐力を受けますので、私の計算にも
反映しております。

それから、
月と地球の距離は一定ではなく、およそ13%ほど変動していますが、
特に、その距離が近付く時を「スーパームーンと呼んでおります。 (発生頻度は、年間3~4回です)
スーパームーン

同様に、その影響力を計算すると、月の潮汐力を最大25%程度増加させますが、
太陽との関係や色々な相関を取って、何とか地震との関係を探ったのですが、
結局は、明確な影響の有意性が見つからず、私の計算には反映しておりません。

したがって、私の考えでは、
「スーパームーン」も地震のトリガーに成り得ないと結論しております。

では、また。バイバイ
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予測A,Bロジックの気になる空白(その6)

2012-03-26 19:40

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。

昨晩の22時22分福島県沖M5.2震度4以降、東日本震源の地震が中心となっております。

さて、今日も予測ABロジックに有感地震の実績を入力していると、
またまた「気になる空白」が発生していることに気付きました。
震度の予測187
3/22-3/26の空白Rから、2/29前後の赤丸で囲む範囲のプロットを累積して規模を予測すると、
3/30にM5.54となります。 計算式は、以下の通り。
Log10(10^(1.5*M5.1)*3 + 10^(1.5*M4.9) + 10^(1.5*M4.8)*2 + 10^(1.5*M4.5)*2 + 10^(1.5*M4.3)*2
+ 10^(1.5*M4.2))/1.5 = M5.54

前回(その5)での発震誤差が1日ありましたので、今回は3/29~3/31ににM5.54とします。
なお、3/30は月齢相関の特異日★(確率3倍超)にもなっております。

また、何か変化があればお知らせ致します。バイバイ

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3/26の衛星画像(動画付き)

2012-03-26 19:12

今日の有感地震は9回で、ほぼ至近平均のペースですが、内4回がM3.5以上
やや大きめなのが気になります。

一方、[Hi-netによる震源情報]では、
24hの地震回数N=331回で、至近平均510回を35%下回っております。

では、今日の気象衛星の画像をアップします。(3/26 8:00-17:00)
◆だいぶ日が延びたので、昨日から解析時間帯を拡大しております。
20120326anime.gif

この画像を加算処理したものが以下になります。
20120326定在波
上の動画と良く見比べてご覧いただくと、その傾向が次第に見えてくると思います。
(緑の線はプレート境界です)
◆今日も雲量が適度で、特徴的な箇所が見易いと思います。
オレンジの線(点線)は、季節風に逆らって、定在波として残っている部分ですが、
房総始点の他、三陸沖に強い境界線が見られます。
(点線は季節風との識別が微妙な海域です)

今日の注目は、黄色(点線)で囲むベッタリと張り付く雲で、
房総から東に延びる帯は、3/19から連続しており8日目です。
また、三陸沖にも同様の雲が居座っております。

今日の雲の状態が、明日起こる地震の兆候を見ている可能性がありますので、
該当される地域の方は、一応の警戒をお願い致します。

今日は全国的に青天に恵まれ、怪しい雲も見当たりませんでした。
ソース元は[ウェザーニュース]です。

◆ご承知の事とは存じますが、限られたデータから得られた情報です。
 参考程度に受け止めて下さい。

いつも同じ事ばかり言って申し訳ありませんが、
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。

では、また。バイバイ

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南米チリでM7.1直下型地震発生

2012-03-26 12:50

速報には少し遅いですが。

今朝 3/26 7:37(JST)南米チリでM7.1(D=35km)の直下型地震が発生しました。

USGSによると、人口275,000人がメリカル震度6の揺れに襲われたようです。
私の知る限りでは、一番情報の早い下記のリンクでは、既に1人の犠牲者が出ているようですが、
詳しい被害情報はまだ伝わってきておりません。
ソース元 [earthquake report in the World/世界の地震情報]

私の考案した簡易震度計算では、
S=Log10(10^(1.5*M7.1)/(35km/5)^2)/1.5 = 5.97 は、日本の震度6弱~6強に相当します。
かなりの被害が予想されます。

大きな余震が来ない事と、
これ以上の死傷者の出ない事を祈ります。

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311東日本震災はGR則で予見出来たのか?(その2)

2012-03-26 00:38

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。

先ほど、22時22分福島県沖M5.2震度4の地震がありました。
震源に近かった皆さま、お怪我はありませんでしたか?

この発震ですが、3/20「予測A,Bロジックの気になる空白(その5)」で予測していた、
3/24にM5.45に符合するものと考えます。
(規模が若干小さいのが気になりますが、1日の遅れは誤差範囲と言う事でご容赦を)

3/24の記事「では、311東日本震災はGR則で予見出来たのか?」では、多くの反響を頂戴しました。

さて本日は、読者の方から大変貴重なご助言を戴きましたので、
本震前の3日間と、その1週間前とでGR則の変化を比較し、予兆の再検証をしたいと思います。

まずは、再度、本震までの前震の動向をご覧ください。
311M9前震10days2
前回、ご提示した計算は、図右側の本震前の3日間でGR則を適用したものでした。

次に、両期間でGR則を比較したグラフです。
311M9前震GR則グラフ2
ご覧のように、明らかに右側(本震前の3日間)の方が直線の傾斜が緩くなっています。
※この傾斜が緩いほど、直線右側の切片が上がり、大きい地震が起き易いことを表わします。

そして、上記の値を年間値に換算し、正規分布にしたものが以下のグラフです。
311M9前震GR則正規分布M9A
311M9前震GR則正規分布M8A
左のグラフに比べ、先日ご提示した右側の計算結果は、発生までの期間が約1/10になり、
これだけでも明らかに大地震が目前に迫っていることが、判断出来るものと考えます


ちなみに、
震災前における日本の大規模地震発生確率は、M8が10年に1度、M9はデータ無しでした。

そう考えると、
例えばM8の左側のデータですら、約1.5ヶ月以内でM8の発生を示唆しているのですから、
既に通常の80倍の発生確率であり、少なくとも本震3~4日前には、関係機関から緊急情報として
大規模地震発生の可能性を発信出来たのではないでしょうか?


結論
東日本震災は、関係機関が危機意識を持って対応していれば、少なくとも本震の3~4日前には、
十分に予兆を察知でき、2日前のM7.3の前震を以って、緊急避難情報を発信できた
と考えます。


いかがでしょうか?
私がこの計算に利用したものは、誰でも入手可能な気象庁一元化データのみです。
仕事を終えて、自分の時間を使い、何百億もするスパコンや観測機材など一切ありません。
しかも、一番単純な計算によって、これだけの結果を得ております。

異論のある方のコメントをお待ちしております。

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お知らせ Information

[The message to my blog viewer/読者の皆さまへ]
[Information on forecast of earthquake occurrence time at JST]
Welcome! to an "Engineer BOPPO" blog. In this blog, prediction about the earthquake drawn from my original theory is performed. If you are interested, there is possibility of time prediction of the earthquake which happens in your country. Although fundamentally predicted about the earthquake which happens in Japan, if the time difference of JST(Japan Standard Time) and your country is taken into consideration, time prediction of the earthquake which happens in your country may be able to be performed,Please try.
In this theory, the earth is computing based on time for the angle of the vectorial sum of the tide power from the moon and the sun to be in agreement with the slide angle of an earthquake fault. Moreover, the magnitude of an earthquake integrates with the difference of a "Gutenberg-Richter rule" and the earthquake which occurred, and is computing it by the optimal calculation by a back test. However, about prediction of an earthquake scale, it is inapplicable to the earthquake scale which application only to the earthquake which happens in Japan is possible, and happens in your country. In addition, earthquake occurrence probability is statistically drawn from correlation with the Moon phase, and the left mark of the date means In the high order of probability,
"★"(singularity day)
"☆"(cautions day)
"◇"(average day)
"△"(minimum).
About 70% over of bigger earthquakes than M4.0 can guess the error of prediction time correctly in ±60 minutes.
Thank you!
震度の予測115.jpg
[The earthquake data base at 2011.6.15 to 2011.9.15 of 92days in USGS(United States Geological Survey)]

Prediction time table 7months.
(for a busy person)
予測表7ヶ月分(忙しい人のために)
[Prediction1/予測表1(12/06-01/17]
[Prediction2/予測表2(01/18-03/01]
[Prediction3/予測表3(03/02-04/13]
[Prediction4/予測表4(04/14-05/26]
[Prediction5/予測表5(05/27-07/08]


Fundamental explanation about my earthquake prediction theory.
/地震予測理論の基本的な解説
[Fig.1/Physical consideration about a magnetic storm/磁気嵐についての物理的な考察]
[Fig.2/Delay time correlation from magnetic storm generating to a big earthquake/
磁気嵐発生から大地震までの遅延時間相関
]
[Fig.3/Verification of the magnetic storm logic in 3.11 big earthquakes/3.11における磁気嵐ロジックの検証]
[Fig.4/The occurrence probability as bigger earthquake than M5.0 by correlation with a moon phase. (1.0 is an average) /月齢とM5以上の地震発生確率の相関について (1.0を平均とする) ]
[Fig.5/The Simple expression of the JMA seismic intensity by magnitude and the epicenter depth /マグニチュードと震源深さによる震度の簡易算出式について]
[Fig.6/Verification of the Gutenberg Richter rule, and consideration of the foreshock as The phenomenon of a sign/GR則と前兆地震の考察について]
[Fig.7/Analysis about the probability that M7 will occur in the Tokyo region /首都圏でM7が発生する確率についての個人的検証]
[Fig.8/Analysis about the probability that M7 will occur in the Chiba&Ibaraki pref region /千葉・茨城震源域でM7が発生する確率についての個人的検証]
[Fig.9/About The near prediction by Gutenberg-Richter rule in the offing of Iwate-pref and Chiba-pref/三陸沖と銚子沖のGR則による今後の見通しについて]
[Fig.10/The 311 East Japan earthquake disaster predicted that it is possible by Gutenberg-Richter rule? /311東日本震災はGR則で予見出来たのか?]
[Fig.11/The 311 East Japan earthquake disaster predicted that it is possible by Gutenberg-Richter rule? part2/311東日本震災はGR則で予見出来たのか?(その2)]
[Fig.12/Do "The planets Syzygy" and "The super moon" cause a seismic trigger?/惑星直列やスーパームーンは地震トリガーと成り得るのか?]
[Fig.13/"30%" of overall population of Japan will be lost in 25years./日本の総人口の30%は25年で失われるだろう。]
[Fig.14/About The near prediction by Gutenberg-Richter rule in the offing of tounankai-Philippine Plate/東南海沖地震のGR則による今後の見通しについて]
[Fig.15/Consideration of the epicentral area by change of a sea level average altitude./海水面平均高度の変化による震源域の考察]
[Fig.16/Consideration of the delay characteristic from the deep-earthquake of the offing to a late-coming earthquake./沖合の深発地震から後発地震までの遅延特性の考察]
[Fig.17/About The near prediction by Gutenberg-Richter rule in the offing of Miyagi-Outer-rise Pacific Plate/宮城沖アウターライズ地震のGR則による今後の見通しについて]
[Fig.18/About The near prediction by Gutenberg-Richter rule in the offing of Tokachi(Kushiro)/十勝M6.5余震からGR則でM8.5の発生時期を試算]
[Fig.19/The relation of the tsunami height by magnitude and hypocentral distance /マグニチュードと震源距離から到達津波高を試算]
[Fig.20/The line which appears in HAARP spectrum obtained the corroboration which is "standing wave"/HAARPスペクトルに現れる周波数一定の線について]
[Fig.21/Possibility and influence of the X100 Super-Flare/X100級スーパーフレアの可能性とその影響]
[Fig.22/About M7 risk by Gutenberg-Richter rule in the Kanto epicentral-EQ/GR則による関東直下M7リスク評価]

【My favorite bookmark】
[Japan Meteorological Agency:Earthquake Information/気象庁:地震情報]
[Japan Coast Guard:Sea surface temperature of Japan/海上保安庁:日本近海の海面水温]
[NICT:Real-time geomagnetism simulation/NICT:リアルタイム磁気圏シミュレーション→現在停止中]
[Real-time earthquake monitor/強震モニタ]
[NASA:Solar Wind Prediction/惑星間の太陽風シミュレーション]
[NICT:Geomagnetism data/NICT地磁気プロット]
[Helios viewer/太陽観測衛星画像(SOHO,SDO,Stereo)]
[NASA-NOAA satellite image/NASA-NOAA衛星画像]
[Online Scientific Notation Calculator/高機能関数電卓]
[USGS:Latest Earthquakes M5.0+ in the World/世界のM5超地震情報]
[Hi-net:Earthquake information by a seismic observation system/地震観測システムによる震源情報]
[The flood simulation by Tsunami/洪水シミュレーション]
[earthquake report in the World/世界の地震情報]

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