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12/7三陸はるか沖M7前と現在は、深発パターンが全く異なっていた

2012-12-11 23:15

笑顔 皆さま、こんばんは。(ゆっくり、休ませてもらいました)

◆本日12/11の「超警戒日」も残すところ、あと1h弱です。
 何とか、無事に過ぎてくれることを祈っております。
 ただ、予測表には、正に今23:01(±1h)が残っております。
 また「要警戒日」は12/14(金)まで、警戒は継続でお願い致します。


さて今回は、本日のデータの整理をしていて気付いたのですが、
◆12/7の三陸はるか沖M7.4前の1週間と、本日までの至近3日間とで、
 深発域を比較したところ、パターンに明らかな差異があったことから、
 皆さまにお知らせするものです。


先ずは、以下の図をご覧ください。
USGS228.jpg

◆これは、誰が見ても12/7と全く違う状況が進行中だと直感出来ると思います。
 深発域が、三陸はるか沖地震前は「関東~東南海~小笠原」エリアなのに対し、
 至近では「北海道~日本海~トカラ」ラインと、全く違うパターンなのです。
 お伝えしたい事は「次の震源域が三陸アウターライズに限らない」と言う事です。


この図は、12/8にご紹介した「海水温変化による震源域想定」です。
水温20121208W

◆この図で、「赤で示す範囲は強震度想定域」で、
 過去の実績から、M5超発震の可能性がある海域(一部内陸を含む)で、
 三陸アウターライズ以外にも、関東南部、伊勢湾、瀬戸内海なども、
 要注意の範囲ですので、該当地域の読者は、念のためご留意ください。
 なお、この想定は毎週土曜日のご紹介で、想定期限は1週間(12/14まで)です。


※補足説明
 なぜ地震に海水温が関係あるのか?
 →海洋の平均水深は4000m。深海の超高圧下では、水の熱伝導率は金属並みになるため、
  海水温の変化は、マントル上部の温度変化を数日間の遅延特性を以て間接的に見ている
  事に成るからです。実際に、この解析手法によるM4超発震の正解率は8割です。

このまま平穏に過ぎる事を祈ります。

◆願わくばロジックが外れます様に。
 仮に対応発震があっても、出来るだけ遠洋の底深い震源となる様に。

私に出来るのは、この後の災害が最小限になるよう祈る事のみです。
I pray for all in the world.
何事もありませんように。。。
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地震 コメント: 16
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コメント:

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Re: いつも拝見させていただいております。

東北地方さま

実は、USGS(アメリカ地質調査所)のデータベースで調べてみると、
2000年以降のM8超の発生頻度は、過去から見て異常値です。

これは、日本に限らず、
地球規模で大きな何かが進行中である事を感じております。
それが、
今後どのような形で我々の前に現れるかは想像も出来ませんが、
もしかすると、地磁気k反転や地軸傾斜の大移動なども可能性
としてゼロではありません。

あと、太陽活動の極端な低下による小氷河期が近付いている
可能性もあります。(十年以内かもしれません)

今後とも、よろしくお願い致します。
BOPPO

2012-12-12 22:24 | URL | BOPPO | 編集

Re: 三陸沖M7.4に対する検証記事

空っぽ果実さま

いつも、貴重なデータをご紹介戴きありがとうございます。
この「重磁力トモグラフィ-さん」は、既に研究者の域に達して
おられると思いますが、本当にエンジニアらしい分析ですね。
ただ、感心するばかりです。

今回のM7.4が正断層と逆断層のミックスだというのは最初こそ
驚きましたが、考えてみれば、311震災は、単純震源遡及法解析で
見ると、それ以上に震源が目まぐるしく移動しながら崩壊していった
事を思えば、さほど大した変わりようでは無い様にも思えます。

今後とも、よろしくお願い致します。
BOPPO

2012-12-12 21:46 | URL | BOPPO | 編集

Re: 無題

ぎょうざさま

コメント、ありがとうございます。

さて、
私の地震予測ロジックの構築には、読者からの素朴な疑問やヒントが
キッカケとなった理論が数多く染み込んでおります。

とても、私一人の脳みそ(元々地震学は素人でした)では、到達できない
領域にまで来ていると感じております。

後は、皆さまへの恩返しとして、体調の許す範囲(主治医の忠告を守り)
で、情報発信を続けて参ります。

今後とも、よろしくお願い致します。
BOPPOより

2012-12-12 21:20 | URL | BOPPO | 編集

Re: ありがとうございます

のりけこさま

> 毎日欠かさず読ませていただいています。技術屋さんと麒麟さんが、日本の地震研究費の全てもらうべきだとおもっています。お身体に気をつけて、今後もたくさんの人に広めてください。

これは大変ありがたいお言葉。そのお気持ちだけで十分です。
ですが、もし楽天やアマゾンなどからお買い物の機会があれば、
拙ブログのリンクから入って戴けると、助かります。

今後とも、よろしくお願い致します。
BOPPO

2012-12-12 21:14 | URL | BOPPO | 編集

Re: いつもありがとうございます。

一児の母さま

応援ありがとうございます。

これは、私の考えですが、
今の日本(世界も?)は、千年に一度の激動期に入ってしまったと
この地震研究を通じて感じております。

日々の発震可能性のアップ・ダウンにこだわらずに、
いつ、その時が来ても良い様な、ご準備を皆さまには呼び掛けております。

それから、私の発信する情報は、常にリスク側を考えて出しております。
それは、予測を外すリストよりも、予測出来ずに震災を迎てしまうリスクの
方が遥かに大きいと思うからです。

今後とも、よろしくお願い致します。
BOPPO

2012-12-12 21:11 | URL | BOPPO | 編集

Re: 感謝してます!

のりさま

拙の体調へのお気遣い、ありがとうございます。
あまり無理の利かない身体なので、主治医の忠告を守りながら、
出来るだけ永く続けていきたいと思っております。

今後とも、よろしくお願い致します。

2012-12-12 21:05 | URL | BOPPO | 編集

Re: タイトルなし

もちさま

拙のブログが、皆さまの減災にほんの少しでもお役に立てればと
いつも思いながら、記事を書いております。

今後とも、よろしくお願い致します。

2012-12-12 21:02 | URL | BOPPO | 編集

Re: 予測

daiさま

ご紹介の方は、私と違って予測理論を一切公開しておりません。
申し訳ありませんが、何か排他的な感じが致します。
多分、私とは協力関係を築けないと感じました。(直感ですが)

2012-12-12 20:38 | URL | BOPPO | 編集

予測

ここの方と協力出来れば予測の確度が上がりそうですね。
http://www16.ocn.ne.jp/~eakira/

2012-12-12 11:50 | URL | dai | 編集

いつも拝見させていただいております。

日本だけではなく、世界規模での地殻変動が続いている現状の中、大昔の陸地変動が本当ならば、今後は地球規模でどうなってしまうのか、誰も予想はできません。
いつもそう考えながら、BOPPさんのブログを拝見しています。お体をご自愛され、今後も更新をお願いいたします。

2012-12-12 10:04 | URL | 東北地方 | 編集

三陸沖M7.4に対する検証記事

重磁力トモグラフィ-さんが
三陸沖M7.4に関して震源の3次元分布や近傍の地震エネルギー密度・b値の計算をなさっています。
http://aerograv.cocolog-nifty.com/sa3d/2012/12/20121271718-01e.html

その中で、
「アウターリッジ地震発生域内で特に発生頻度の高い緯度方向1.5°×経度方向1.5°×深さ0~100kmに関して,地震エネルギー密度と値の時間変化を10日間毎に計算した結果」
が興味深いかなと思い紹介しました。

3.11の場合は、約1ヶ月ぐらい前からb値が0.5以下に下がっているのに対して、
今回は3.11以後徐々にb値が下がって発震前には0.8になっているわけですが、
直線近似したB値との偏差が少なくなっていく様、10/11からの地震エネルギー密度との連動具合も興味深いところでです。


また、すでにお読みになっているかもしれませんが、
東京大地震研究所によると、
三陸沖M7.4は最初に逆断層型の地震が発生し、約20秒後に正断層型の地震が起きた珍しいタイプの地震だった
とのことです。
http://www.47news.jp/CN/201212/CN2012121101002192.html

2012-12-12 07:36 | URL | 空っぽ果実 | 編集

無題

先日友人がフェイスブックでシェアしていたところからたどり着きました。海水温などでの推測など。かなり研究されているのだなと思いました。
私が今まで参考にしていた方は『不思議生活、かずさん』など検索すると出てきますが、衛星画像などで推測されている方です、これからは、技術屋さんと合わせて参考にさせていただきます。国がだらしないので、もう自分たちで守るしかないです。私は二児の父としてなんでもやろうと思っています。お体ご自愛ください。

2012-12-12 00:15 | URL | ぎょうざ | 編集

ありがとうございます

毎日欠かさず読ませていただいています。技術屋さんと麒麟さんが、日本の地震研究費の全てもらうべきだとおもっています。お身体に気をつけて、今後もたくさんの人に広めてください。

2012-12-11 23:30 | URL | のりけこ | 編集

いつもありがとうございます。

正しい情報を探すブログさんからこちらのサイトを知り、日に何度も見させていただいています。
ご体調はいかがでしょうか?

本当に今日が無事に過ぎますように。

これからもよろしくお願いいたします。

2012-12-11 23:29 | URL | 一児の母 | 編集

感謝してます!

初めてコメントします。

埼玉在住で都内、千葉と車で移動しながら仕事しています。
車内には携帯ラジオにペットボトルと缶詰、自宅の備蓄も増やしました。

貴重な情報をいただき、緊張感を持って過ごしています。
病み上がりのお体どうぞご自愛ください。

2012-12-11 23:23 | URL | のり | 編集

3.11の後も備えは必要と思いながら今までダラダラきてしまいましたが、こちらを読ませていただいて危機感が募り先週末に防災グッズを用意しました。災害は来ないに越したこたとはありませんが意識をしていないといけないなと強く思いました。本当にありがとうございます。
今後も体調に気をつけて続けていっていただきたいです。

2012-12-11 23:22 | URL | もち | 編集

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ぼくの名前は「ペントン君」
Sheraton Grande Tokyo Bay Hotel
のマスコットキャラクターです!


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私は、根っからの凝り性です。
一度はまると、納得いくまで
トコトン突き詰めます。
[年表]
幼児期:しょっちゅう怪我して、
 写真には必ず、カサブタか絆創膏
 が写ってました
小学校:コカコーラのハイパーYoyo
 で学校のガラス割ったり
中学校:ルービックキューブで
 県大会まで行ったり
高校:ミニコン(PCではありません)
 で円周率を計算させたり
大学:あれっ!何やってたっけ?
現在:三児の父
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お知らせ Information

[The message to my blog viewer/読者の皆さまへ]
[Information on forecast of earthquake occurrence time at JST]
Welcome! to an "Engineer BOPPO" blog. In this blog, prediction about the earthquake drawn from my original theory is performed. If you are interested, there is possibility of time prediction of the earthquake which happens in your country. Although fundamentally predicted about the earthquake which happens in Japan, if the time difference of JST(Japan Standard Time) and your country is taken into consideration, time prediction of the earthquake which happens in your country may be able to be performed,Please try.
In this theory, the earth is computing based on time for the angle of the vectorial sum of the tide power from the moon and the sun to be in agreement with the slide angle of an earthquake fault. Moreover, the magnitude of an earthquake integrates with the difference of a "Gutenberg-Richter rule" and the earthquake which occurred, and is computing it by the optimal calculation by a back test. However, about prediction of an earthquake scale, it is inapplicable to the earthquake scale which application only to the earthquake which happens in Japan is possible, and happens in your country. In addition, earthquake occurrence probability is statistically drawn from correlation with the Moon phase, and the left mark of the date means In the high order of probability,
"★"(singularity day)
"☆"(cautions day)
"◇"(average day)
"△"(minimum).
About 70% over of bigger earthquakes than M4.0 can guess the error of prediction time correctly in ±60 minutes.
Thank you!
震度の予測115.jpg
[The earthquake data base at 2011.6.15 to 2011.9.15 of 92days in USGS(United States Geological Survey)]

Prediction time table 7months.
(for a busy person)
予測表7ヶ月分(忙しい人のために)
[Prediction1/予測表1(12/06-01/17]
[Prediction2/予測表2(01/18-03/01]
[Prediction3/予測表3(03/02-04/13]
[Prediction4/予測表4(04/14-05/26]
[Prediction5/予測表5(05/27-07/08]


Fundamental explanation about my earthquake prediction theory.
/地震予測理論の基本的な解説
[Fig.1/Physical consideration about a magnetic storm/磁気嵐についての物理的な考察]
[Fig.2/Delay time correlation from magnetic storm generating to a big earthquake/
磁気嵐発生から大地震までの遅延時間相関
]
[Fig.3/Verification of the magnetic storm logic in 3.11 big earthquakes/3.11における磁気嵐ロジックの検証]
[Fig.4/The occurrence probability as bigger earthquake than M5.0 by correlation with a moon phase. (1.0 is an average) /月齢とM5以上の地震発生確率の相関について (1.0を平均とする) ]
[Fig.5/The Simple expression of the JMA seismic intensity by magnitude and the epicenter depth /マグニチュードと震源深さによる震度の簡易算出式について]
[Fig.6/Verification of the Gutenberg Richter rule, and consideration of the foreshock as The phenomenon of a sign/GR則と前兆地震の考察について]
[Fig.7/Analysis about the probability that M7 will occur in the Tokyo region /首都圏でM7が発生する確率についての個人的検証]
[Fig.8/Analysis about the probability that M7 will occur in the Chiba&Ibaraki pref region /千葉・茨城震源域でM7が発生する確率についての個人的検証]
[Fig.9/About The near prediction by Gutenberg-Richter rule in the offing of Iwate-pref and Chiba-pref/三陸沖と銚子沖のGR則による今後の見通しについて]
[Fig.10/The 311 East Japan earthquake disaster predicted that it is possible by Gutenberg-Richter rule? /311東日本震災はGR則で予見出来たのか?]
[Fig.11/The 311 East Japan earthquake disaster predicted that it is possible by Gutenberg-Richter rule? part2/311東日本震災はGR則で予見出来たのか?(その2)]
[Fig.12/Do "The planets Syzygy" and "The super moon" cause a seismic trigger?/惑星直列やスーパームーンは地震トリガーと成り得るのか?]
[Fig.13/"30%" of overall population of Japan will be lost in 25years./日本の総人口の30%は25年で失われるだろう。]
[Fig.14/About The near prediction by Gutenberg-Richter rule in the offing of tounankai-Philippine Plate/東南海沖地震のGR則による今後の見通しについて]
[Fig.15/Consideration of the epicentral area by change of a sea level average altitude./海水面平均高度の変化による震源域の考察]
[Fig.16/Consideration of the delay characteristic from the deep-earthquake of the offing to a late-coming earthquake./沖合の深発地震から後発地震までの遅延特性の考察]
[Fig.17/About The near prediction by Gutenberg-Richter rule in the offing of Miyagi-Outer-rise Pacific Plate/宮城沖アウターライズ地震のGR則による今後の見通しについて]
[Fig.18/About The near prediction by Gutenberg-Richter rule in the offing of Tokachi(Kushiro)/十勝M6.5余震からGR則でM8.5の発生時期を試算]
[Fig.19/The relation of the tsunami height by magnitude and hypocentral distance /マグニチュードと震源距離から到達津波高を試算]
[Fig.20/The line which appears in HAARP spectrum obtained the corroboration which is "standing wave"/HAARPスペクトルに現れる周波数一定の線について]
[Fig.21/Possibility and influence of the X100 Super-Flare/X100級スーパーフレアの可能性とその影響]
[Fig.22/About M7 risk by Gutenberg-Richter rule in the Kanto epicentral-EQ/GR則による関東直下M7リスク評価]

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