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では、311東日本震災はGR則で予見出来たのか?

2012-03-24 16:24

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。

このところ、[GR則]を適用して、今後の余震の見通しについて検証をしておりますが、
ふと、それなら 「311東日本震災はGR則で予見出来たのか?」と疑問が生じました。

事実としては、震災2日前の2011/3/9 11:45三陸沖M7.3震度5弱の前震があって、
その後も立て続けにM6~7の群発地震が発生しております。

本来であれば、
この段階で、然るべき機関がM8~9の本震が発生する可能性を指摘していれば、
何らかの対策が取られ、震災による犠牲者や被害を最小限に出来ていた筈
です。


では、その様なことが実際に可能だったのか検証してみます。
これは、本震M9.0の10日前からの有感地震をグラフにしたものです。(気象庁一元化データによる)
311M9前震10days
ご覧のように、本震10日前からリバウンドを繰り返し、3/9のM7.3以降は完全に群発状態です。

次に、GR則のグラフです。(本震前72hでM2以上が346回発生しました。)
311M9前震GR則グラフ
グラフ右側の黄色い枠内の値は、この震源域でのM8とM9の72hでの発生見込み回数です。

そして、上記の値を年間値に換算し、正規分布にしたものが以下のグラフです。
311M9前震GR則正規分布M9
311M9前震GR則正規分布M8
結果、この震源域では M8が6日以内に、M9は10日以内発生すると出ました。

結論として、311東日本震災の前震である 三陸沖M7.3以降群発化した段階でGR則を適用し、
上記の手法で解析していれば
数日内に三陸沖でM8超の本震が発生する可能性を十分に予見出来た
でしょう。


最後に、
私は、この計算結果を見て、震えんばかりに、そして無性に悔しくて堪りません。
この世にタイムマシンがあるなら、例え馬鹿にされようとも、この計算結果をあらゆるメディアを
通じて拡散し、もしかしたら、一人でも多くの大切な命を救えたかも知れません。
私はエンジニアではありますが、元々は地震について全く知識の無かった、素人同然の被災者です。


今、声を大にして叫びたい
我々の税金でのうのうと地震研究し、全く危機意識の欠落した、地震学者と名乗っている勘違い屋さん。
自分たちの無能さを棚に上げて、地震の短期予測は、複雑系だから不可能だとか御託を並べる前に、
統計学、電磁気学、天文学を真面目に勉強なさい。
これらの知識と少しの閃きさえあれば、私の様な専門外の人間でも地震の短期予測は十分可能です。
それを、学界から圧力を掛けて、小額の研究費で短期予測の可能性を探求している先駆者を潰すような
愚者が牛耳っている学会なら、世のために即刻、全員その職をお辞め下さい。


嗚呼、只々、悔しい。
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地震 コメント: 6
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Re: 地震の直前予知

空っぽ果実さま

こちらも、今の私にとっては、大変貴重な資料です。
御教授いただき、ありがとうございます。

> RTM法など活用できるかもしれません。
この考えは、よくよく見ると、私の考案した「予測ABロジック」に通ずるところがあり、
拙ロジックの改良の余地を考え上で、大変重要な理論です。


色々とありがとうございます。
まだまだ、勉強させて戴きます。

早々

2012-03-25 22:38 | URL | BOPPO | 編集

Re: 勉強になります。ありがとうございます。

空っぽ果実さま

この度は、色々な資料やご提案を頂戴し、ありがとうございます。

私は、このブログをライフワークにしようと決めておりましたので、
今回の資料は、大変勉強になり、有難く思います。

> Mが9以上などと大きい時に過大な予測結果が出てしまうことを考慮に入れるべきではないでしょうか。
> M10の地震が発生する確率でさえも高くなってしまいませんか?
彗星、大隕石、小惑星の衝突を論外とすれば、自然発生的な地震の最大規模は、M10未満でしょうから、
当然として、そのリミットは存じているつもりです。

今回、私が試みたGR則による解析は、
おそらくは、専門家の目から見れば、いささか単純で稚拙なものだとは思いますが、2日前のM7.3以降の
群発化した段階で、GR則のB項(曲線の傾き)が著しく小さくなったことを、大地震の予兆として判断できた
のではないのかと言う意味合いでご提示させて戴いたものです。


> 単純にG-R則で予測するのではなく、それこそABロジックなどをもとにしてなされると良いかと思います。
この考えは、私も思いも依りませんでした。是非、ご提案を今後の解析に活かして行きたいと思います。

再検証として、
別記事にて、GR則の試算を、直前3日間とその前1週間の比較した結果をご提示させて戴きます。

本日は、貴重なご意見とご助言、誠にありがとうございました。
今後とも、よろしくお願い致します。 勉強させて戴きます。

技術屋のBOPPOより

2012-03-25 22:30 | URL | BOPPO | 編集

地震の直前予知

それから、地震の直前予知に関しては、
ETT 電子ニュースレター 第53 号「地震『直前』予知 最先端研究の現状」
http://www.sems-tokaiuniv.jp/EPRCJ/data/ETT_NewsLetter53.pdf

一般教養研修講演会「地震予知への挑戦」 | IPCCnews No. 266, 2011
http://www.geocities.jp/semsweb/IPCCnews.html
が参考になると思います。
RTM法など活用できるかもしれません。

2012-03-25 07:03 | URL | 空っぽ果実 | 編集

グーテンベルグ・リヒター則の適用の難しさと予測手法の可能性

事後検証としてG-R則に当てはまるというのはいいと思いますが、
単純にG-R則を適用して予測を行ってしまうと、
Mが9以上などと大きい時に過大な予測結果が出てしまうことを考慮に入れるべきではないでしょうか。
M10の地震が発生する確率でさえも高くなってしまいませんか?
例えば、あるM以上は起きないと仮定したほうが結果が良くなるという研究もあります。
http://cais.gsi.go.jp/YOCHIREN/report/kaihou85/12_03.pdf
もちろん、巨大地震が起きないという前提は危険なので、
巨大地震まで単純に直線的な関係を想定するようなG-R則ではないものの方が、
予測には適しているのではと思うのです。
G-R則のb値を単一とし一直線の関係に地震が発生すると計算されていますが、
単一のb値による予測ではなくMの規模により別のb値を適用するべきだという考えもあるようなので、
単純にG-R則で予測するのではなく、それこそABロジックなどをもとにしてなされると良いかと思います。

また、今回のG-R則の検証は、本震前72hの間のb値が低くなったということでもあるわけですが、
これはwikipediaの東北地方太平洋沖地震及び津波のメカニズムの前震活動と見られる地震活動の項http://j.mp/GMOgZs
にあるように、
「大地震の前震ではb値が低くなる」ということを裏付けてもいるわけで、
b値による巨大地震の前震の察知の可能性がかなり高まったと言えると思います。
http://www.cc.osaka-kyoiku.ac.jp/~yossi/doc/goishi-yoti.pdf
http://ir.library.tohoku.ac.jp/re/bitstream/10097/50906/1/55_249.pdf

2012-03-25 06:58 | URL | 空っぽ果実 | 編集

Re: 私も微力ながら努力は惜しみません

小太郎さま

ご無沙汰しております。
FC2に来てから、初コメありがとうございます。

そうですね。
過去を悔やむより、前を見て進むことが大切ですね。
科学は、平和と安全のために。

私も微力ながら努力は惜しみません。
このブログをライフワークにすると決めております。
今後とも、よろしくお願い致します。

2012-03-24 20:38 | URL | BOPPO | 編集

未来は変えられる

ご無沙汰です。以前「科学は平和のために…」とコメした者です。全く同感、各所で暗躍する不要なお偉方には早くご隠居願いたいです。無念にも今回には生かせませでしたが次の災害には何としても生かさなければいけません!

2012-03-24 19:27 | URL | 小太郎 | 編集

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私は、根っからの凝り性です。
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お知らせ Information

[The message to my blog viewer/読者の皆さまへ]
[Information on forecast of earthquake occurrence time at JST]
Welcome! to an "Engineer BOPPO" blog. In this blog, prediction about the earthquake drawn from my original theory is performed. If you are interested, there is possibility of time prediction of the earthquake which happens in your country. Although fundamentally predicted about the earthquake which happens in Japan, if the time difference of JST(Japan Standard Time) and your country is taken into consideration, time prediction of the earthquake which happens in your country may be able to be performed,Please try.
In this theory, the earth is computing based on time for the angle of the vectorial sum of the tide power from the moon and the sun to be in agreement with the slide angle of an earthquake fault. Moreover, the magnitude of an earthquake integrates with the difference of a "Gutenberg-Richter rule" and the earthquake which occurred, and is computing it by the optimal calculation by a back test. However, about prediction of an earthquake scale, it is inapplicable to the earthquake scale which application only to the earthquake which happens in Japan is possible, and happens in your country. In addition, earthquake occurrence probability is statistically drawn from correlation with the Moon phase, and the left mark of the date means In the high order of probability,
"★"(singularity day)
"☆"(cautions day)
"◇"(average day)
"△"(minimum).
About 70% over of bigger earthquakes than M4.0 can guess the error of prediction time correctly in ±60 minutes.
Thank you!
震度の予測115.jpg
[The earthquake data base at 2011.6.15 to 2011.9.15 of 92days in USGS(United States Geological Survey)]

Prediction time table 7months.
(for a busy person)
予測表7ヶ月分(忙しい人のために)
[Prediction1/予測表1(12/06-01/17]
[Prediction2/予測表2(01/18-03/01]
[Prediction3/予測表3(03/02-04/13]
[Prediction4/予測表4(04/14-05/26]
[Prediction5/予測表5(05/27-07/08]


Fundamental explanation about my earthquake prediction theory.
/地震予測理論の基本的な解説
[Fig.1/Physical consideration about a magnetic storm/磁気嵐についての物理的な考察]
[Fig.2/Delay time correlation from magnetic storm generating to a big earthquake/
磁気嵐発生から大地震までの遅延時間相関
]
[Fig.3/Verification of the magnetic storm logic in 3.11 big earthquakes/3.11における磁気嵐ロジックの検証]
[Fig.4/The occurrence probability as bigger earthquake than M5.0 by correlation with a moon phase. (1.0 is an average) /月齢とM5以上の地震発生確率の相関について (1.0を平均とする) ]
[Fig.5/The Simple expression of the JMA seismic intensity by magnitude and the epicenter depth /マグニチュードと震源深さによる震度の簡易算出式について]
[Fig.6/Verification of the Gutenberg Richter rule, and consideration of the foreshock as The phenomenon of a sign/GR則と前兆地震の考察について]
[Fig.7/Analysis about the probability that M7 will occur in the Tokyo region /首都圏でM7が発生する確率についての個人的検証]
[Fig.8/Analysis about the probability that M7 will occur in the Chiba&Ibaraki pref region /千葉・茨城震源域でM7が発生する確率についての個人的検証]
[Fig.9/About The near prediction by Gutenberg-Richter rule in the offing of Iwate-pref and Chiba-pref/三陸沖と銚子沖のGR則による今後の見通しについて]
[Fig.10/The 311 East Japan earthquake disaster predicted that it is possible by Gutenberg-Richter rule? /311東日本震災はGR則で予見出来たのか?]
[Fig.11/The 311 East Japan earthquake disaster predicted that it is possible by Gutenberg-Richter rule? part2/311東日本震災はGR則で予見出来たのか?(その2)]
[Fig.12/Do "The planets Syzygy" and "The super moon" cause a seismic trigger?/惑星直列やスーパームーンは地震トリガーと成り得るのか?]
[Fig.13/"30%" of overall population of Japan will be lost in 25years./日本の総人口の30%は25年で失われるだろう。]
[Fig.14/About The near prediction by Gutenberg-Richter rule in the offing of tounankai-Philippine Plate/東南海沖地震のGR則による今後の見通しについて]
[Fig.15/Consideration of the epicentral area by change of a sea level average altitude./海水面平均高度の変化による震源域の考察]
[Fig.16/Consideration of the delay characteristic from the deep-earthquake of the offing to a late-coming earthquake./沖合の深発地震から後発地震までの遅延特性の考察]
[Fig.17/About The near prediction by Gutenberg-Richter rule in the offing of Miyagi-Outer-rise Pacific Plate/宮城沖アウターライズ地震のGR則による今後の見通しについて]
[Fig.18/About The near prediction by Gutenberg-Richter rule in the offing of Tokachi(Kushiro)/十勝M6.5余震からGR則でM8.5の発生時期を試算]
[Fig.19/The relation of the tsunami height by magnitude and hypocentral distance /マグニチュードと震源距離から到達津波高を試算]
[Fig.20/The line which appears in HAARP spectrum obtained the corroboration which is "standing wave"/HAARPスペクトルに現れる周波数一定の線について]
[Fig.21/Possibility and influence of the X100 Super-Flare/X100級スーパーフレアの可能性とその影響]
[Fig.22/About M7 risk by Gutenberg-Richter rule in the Kanto epicentral-EQ/GR則による関東直下M7リスク評価]

【My favorite bookmark】
[Japan Meteorological Agency:Earthquake Information/気象庁:地震情報]
[Japan Coast Guard:Sea surface temperature of Japan/海上保安庁:日本近海の海面水温]
[NICT:Real-time geomagnetism simulation/NICT:リアルタイム磁気圏シミュレーション→現在停止中]
[Real-time earthquake monitor/強震モニタ]
[NASA:Solar Wind Prediction/惑星間の太陽風シミュレーション]
[NICT:Geomagnetism data/NICT地磁気プロット]
[Helios viewer/太陽観測衛星画像(SOHO,SDO,Stereo)]
[NASA-NOAA satellite image/NASA-NOAA衛星画像]
[Online Scientific Notation Calculator/高機能関数電卓]
[USGS:Latest Earthquakes M5.0+ in the World/世界のM5超地震情報]
[Hi-net:Earthquake information by a seismic observation system/地震観測システムによる震源情報]
[The flood simulation by Tsunami/洪水シミュレーション]
[earthquake report in the World/世界の地震情報]

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