[緊急検証]福島・茨城・千葉群発地震のGR則による今後の見通しについて
2012-04-14 01:05
福島沖において、2日連続してM5.9が発生しました。
そして、福島・茨城・千葉の震源域においては、その後も余震活動が続いており、
群発化の様相を呈して来ました。
そこで、先出のGR則をこれらの震源域に適用して、今後の見通しについて試算してみました。
検討手法は、これまでの手法と同じものです。
検討範囲は、以下の様に群発域4箇所を含みます。

当該震源域における群発化の状況をグラフにしたものです。(4/11-4/13 気象庁一元化データによる)

ご覧のように、至近3日間で、3回のリバウンドを繰り返しております。
次に、GR則のグラフです。(至近69hでM2以上が124回発生しました。)

グラフ右側の黄色い枠内の値は、この震源域でのM7の69hでの発生見込み回数です。
そして、上記の値を年間値に換算し、正規分布にしたものが以下のグラフです。

結果、この震源域では、
M7が約4週間以内に50%、約6週間以内に84%の確率で発生すると出ました。
最後に、
ここで得られた結論は、あくまでも至近3日間という限られたデータから試算したものであり、
現時点では、多分に誤差が含まれるものと考えますが、
ある程度の誤差を許容しても、年単位ではなく、数ヶ月単位での発生が危惧されます。
この件については、先出の三陸沖と比較しても、ひっ迫度が高いと判断されますので、
今後、1週間程度の余震データが集まったところで、再度の検証をしたいと思います。
これは、再検証が先か、M7が先か、くらいのひっ迫度だと思って下さい。
(311の検証では、この想定期間の約1/10で本震が来ております)
では、本日は、これにて就寝いたします。
そして、福島・茨城・千葉の震源域においては、その後も余震活動が続いており、
群発化の様相を呈して来ました。
そこで、先出のGR則をこれらの震源域に適用して、今後の見通しについて試算してみました。
検討手法は、これまでの手法と同じものです。
検討範囲は、以下の様に群発域4箇所を含みます。

当該震源域における群発化の状況をグラフにしたものです。(4/11-4/13 気象庁一元化データによる)

ご覧のように、至近3日間で、3回のリバウンドを繰り返しております。
次に、GR則のグラフです。(至近69hでM2以上が124回発生しました。)

グラフ右側の黄色い枠内の値は、この震源域でのM7の69hでの発生見込み回数です。
そして、上記の値を年間値に換算し、正規分布にしたものが以下のグラフです。

結果、この震源域では、
M7が約4週間以内に50%、約6週間以内に84%の確率で発生すると出ました。
最後に、
ここで得られた結論は、あくまでも至近3日間という限られたデータから試算したものであり、
現時点では、多分に誤差が含まれるものと考えますが、
ある程度の誤差を許容しても、年単位ではなく、数ヶ月単位での発生が危惧されます。
この件については、先出の三陸沖と比較しても、ひっ迫度が高いと判断されますので、
今後、1週間程度の余震データが集まったところで、再度の検証をしたいと思います。
これは、再検証が先か、M7が先か、くらいのひっ迫度だと思って下さい。
(311の検証では、この想定期間の約1/10で本震が来ております)
では、本日は、これにて就寝いたします。

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