海水温変化による震源域想定の検証と次の震源域について(その20)
2012-04-20 17:06

さて、このシリーズも第20回目になりました。
(昨年から毎週末に約4ヶ月続いており、M4以上で1週間検証し 最近の正解率は8割超です)
解説:[海水温度分布★の平年差]の2週間の変化について、画像処理ソフトで差分を取り、
次の震源域を想定します。(14日間の至近3日平均からその前11日平均を差し引く演算です)
これまでの実績からは、温度変化の境界付近で温度低下側に震源が符合しております。
また、実績から、温度変化の大きな海域も想定域としております。
★海上保安庁のデータに切り替えてから、正解率がグンと上がりました。
・図中に数字や境界線が入らないので、演算の邪魔にならないこと。
・瀬戸内海も表示できるので、より綿密な解析が出来ること。
・当日分まで反映されていること。 等々
以下は、先週4/6にご紹介した震源域想定に、その後1週間の実績をプロットしたものです。

この間M4超の地震は計45回、内39回が想定範囲に入っておりました。正解率88%でした。
予想から外れた6回は、主に遠洋の地震で、良く見れば私のチェック漏れでした。
◆やはり地震の多い週でした。 先週29回から8割増で、特に福島沖15回は3割を占めます。
◆このところ、正解率がほぼ9割と好調です。
そして、次の震源域の想定は、以下の通りです。
◆ここ数日で日本周辺の水温が急激に上昇しており、要注意箇所が増えております。
(先週の様子と比較すると、格段に赤の高温域が増えているのが判ると思います)

今週も、強震度想定域が 北海道~九州・沖縄のほぼ日本全域に点在しています。

◆今週は 北海道南西部、東北太平洋側、房総~東海、
そして、佐渡周辺、四国・九州の広範囲に内陸部を含む強震度想定域があります。
(遠洋の低温域境界も震源候補ですが、全体が見難くなるため、あえて書き込みはしておりません)
では、また何か変化があれば、お知らせ致します。

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